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内容詳細

1万人の孤児を救った「祈りの人」の真の姿に迫る

19世紀イギリスで伝道と孤児事業に献身し、キリスト教社会福祉の先駆者とされるジョージ・ミュラー(1805-1898)。その生涯と功績を実証的に明らかにするとともに、思想の形成過程を分析し、山室軍平や石井十次ら日本の社会福祉史への影響を探る。従来の偉人伝から脱構築された新たなミュラー像を提起した画期的研究!

2024年度 日本社会福祉学会学会賞 学術賞受賞!

 

【目次】

第1部 ミュラーの生涯と孤児事業
 第1章 青年時代(1805-1835)――回心と孤児院創設に至る軌跡
 第2章 孤児院草創期(1835-1842)――精神的不調と財政上の危機
 第3章 孤児院発展期(1842-1860)――アシュリー・ダウン移転と大規模化の経緯
 第4章 晩年(1860-1898)――世界巡回伝道旅行と最期

第2部 ミュラーの天助の思想とその形成過程
 第5章 フランケの敬虔主義――ハレにおける思想上の邂逅
 第6章 英国初期ブラザレン運動――その分裂と挫折が及ぼした影響

第3部 ミュラーの日本への影響
 第7章 来日をめぐる日本のキリスト教界の反応
 第8章 山室軍平に及ぼした影響
 第9章 石井十次に及ぼした影響

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