伊藤忠記念財団50年のあゆみ　すべての子どもたちに読書の喜びを

公益財団法人伊藤忠記念財団の“子どもたちと歩んだ50年”を振り返る記念展示会がナルニアホールで開催中です。会場にはイスとテーブルもご用意しています。どうぞごゆっくりご覧ください。

ホール右手の壁には50年のあゆみが写真と共に紹介されている年表が3枚。設立の翌年（1975年）から、読書ボランティアを応援する、全国の「子ども文庫助成」事業が始まっています。2014年までに累計の助成が2000件を超えているとのこと。この息の長い支援に助けられた文庫がどれほど多いことか！

「子ども文庫助成」と並んで財団の大切な事業がこの「わいわい文庫」の制作と寄贈です。紙の本での読書に困難がある子どもたちへの読書支援は、“すべての子どもたちに読書の喜びを”という理念に深く結びついています。
※お問い合わせは直接、伊藤忠記念財団へお願いいたします。

電子化された児童書にはどんなものがある？　こちらでは「わいわい文庫」にどのようなタイトルの本が入っているのか一覧できる展示があり、実践事例報告が掲載された『マルチメディアDAISY図書　わいわい文庫活用術』の冊子が手に取ってお読みいただけるようになっています。

「わいわい文庫」について言葉で説明されてもなかなかわかりにくいと思いますので、今回特別に財団よりサンプルをお借りしてホール内でお見せしています。特別支援学校の先生など、興味のおありの方ぜひご覧くださいませ！

　
初日から「自分の所属する地域文庫も財団の支援を受けたことがある」という方が見えて、じっくり展示をご覧くださいました。写真や子ども文庫功労書受賞者の中には、もしかしてあなたの知っている方のお名前もあるかもしれません。貴重な展示は2月2日まで！ぜひお立ち寄りくださいませ。