うだるような暑さが続いています。今日は東京も真夏日だそうで、今すぐプールに飛び込みたい!(できることならシュワシュワした黄色い飲み物を飲みたい!!なんてね)と妄想しつつ、先月のピックアップを振り返りました。

偶然にも岩波書店の作品がほぼ毎週のようにランクイン(『クモのアナンシ』『ガラスの犬』『THIS ONE SUMMER』)。新刊の刊行に力が入っていることがうかがえて、納品箱を開ける私たちの顔にも笑みがこぼれます。
子どもの頃に親しんだ本がどんどん品切れになることに寂寞とした思いを抱きつつも、こうした新しい本との出会いが心の隙間を埋めてくれることに安心感を覚えます。

7月に取りあげた本の中には訳者や装丁を変えて復刊したものや文庫化したものなどがありますから、市場から消えてしまってもまたどこかでばったり再会できる可能性がゼロなわけではありません。
とは言っても、最初に読んだ本の印象というものは長く胸に留まるもの。もしみなさんに今、「この本いいな」と感じる作品があったら、ためらわずに手に入れることをおすすめします。そういう出会いを多く重ねることが心を豊かにうるおすのだと思います。

※タイトルをクリックするとそれぞれの掲載ページにとべます。

《7月6日掲載》
クモのアナンシ ジャマイカのむかしばなし
挑発する少女小説
はげたかのオーランドー

《7月13日掲載》
「10分後に自分の世界が広がる手紙」シリーズ『毎日がつまらない君へ』『勉強なんてしたくない君へ』『君はどんな大人になりたい?』
かはたれ
アースダイバー 神社編
かこさとし 遊びと絵本で子どもの未来を

《7月20日掲載》
ぼくは川のように話す
ガラスの犬 ボーム童話集

《7月27日掲載》
・番外編 人形劇であそびましょう!
ミカンの味
THIS ONE SUMMER

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