11月に入り、教文館では全館でクリスマスフェアが始まりました。
ナルニア国では今年も選りすぐりの絵本や物語、また出久根育さんのイラスト入りカードを添えた作品など、贈り物にぴったりなものをご用意してみなさまのご来店をお待ちしております**

と、その前にまずは先月の「pick up」から!
10月は岩波書店の岩波少年文庫から新刊と復刊が続いたことから、それを求めて来店される方が多く売り場は大いににぎわいました。中でも『かじ屋と妖精たち』は少年文庫の中でも待望の“イギリスの昔話”とあり、事前に多数ご予約をいただいた作品です。
同じく刊行前から注目を集めていたのが、アノニマ・スタジオの『イワンの馬鹿』。小宮由さんの新訳で、なんと挿絵はハンス・フィッシャーという夢のような1冊です。幾何学模様の装丁が美しく、クリスマスプレゼントにもおすすめです。
品薄になっていましたが、追加分が入荷しておりますのでご希望の方はご連絡ください。(11月1日現在)

最後にひとつ種明かしを。
20日に掲載した4冊ですが、実は隠れテーマがあります。(お気づきの方、いらっしゃるでしょうか?!)
「戦争」です。夏になると取りあげられる機会の増えるテーマですが、時期にとらわれることなく紹介し、いつも心のどこかに置いて向き合いたい問題です。
今回は視点の異なる4冊を取りあげていますので、ぜひ読み比べてください。

※タイトルをクリックするとそれぞれの掲載ページにとべます。

《10月7日掲載》
がろあむし

《10月13日掲載》
感染爆発 見えざる敵=ウィルスに挑む
かじ屋と妖精たち イギリスの昔話
イワンの馬鹿
おじいちゃんとの最後の旅

《10月20日掲載》
じいじが迷子になっちゃった
ヒロシマ 消えたかぞく
平和のバトン 広島の高校生たちが描いた8月6日の記憶
命のうた ぼくは路上で生きた十歳の戦争孤児

《10月27日掲載》
チェクポ
りんご だんだん
はんぶんこ

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