先週発売になったCasa BRUTUSの特集は“大人も読みたいこどもの本100―児童書の名作と美しい絵本100選―”です。とにかく表紙がこれですから、子どもの本のファンには「おっ!」と目に留まること間違いなし。大人の雑誌の雰囲気を壊さずに子どもの本のアピールをする、雑誌作りのプロの技を見た気がします!
100冊のリストの中で、皆さんが読んだことがある本はどれくらいあるでしょうか? 「家で過ごす時間が長くなった今、大人にこそ読んでほしい、美しい絵本とノスタルジックな童話の世界をまとめます」という切り口で紹介される本は、懐かしいロングセラー作品から現代の作家のアーティスティックな絵本まで非常に幅広く、一口に“子どもの本”と言ってもこれだけ豊かな世界が広がっていることを、普段あまり関心のない大人の方にも知っていただけたら嬉しいなと思います。雑誌は手に入る期間が限られていますので、関心のある方はぜひ今のうちにお求めください。
ナルニア国のお客様が特に気になりそうな記事は54ページからの「『くまの子ウーフ』が生まれた 神沢利子の書斎」かな~、などと想像しています!

「Casa BRUTUS 2020年9月号 大人も読みたいこどもの本100」マガジンハウス 900円+税

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