9月4日から10月25日まで、ナルニア国店内とナルニアホールで開催された“岩波少年文庫創刊70周年記念展”には、このコロナ禍にもかかわらず多くの方がお運びくださり、またたくさんの本をお買い求めくださいました。ナルニア国にお立ち寄りくださったお客様、遠方からご注文くださったお客様、皆さま本当にありがとうございました!
さて、どんな本がベストテンに入ったのか、皆さん気になりませんか? 集計をしてみましたのでぜひご覧ください。まずは10位~6位まではこちら☟
10位『空とぶベッドと魔法のほうき』(復刊)/9位『ジャングル・ブック』/8位『真夜中のパーティー』(復刊)/7位『あたしのクオレ(上・下)』/6位『農場にくらして』(復刊)
→70周年記念復刊の3作品がわずか2週間でベストテンに3冊入りました。まさに「飛ぶように売れた」という感じです。素敵なダブルカバーも購入のきっかけになったかな?
お次は5位~1位の発表です☟
5位『お静かに、父が昼寝しております』/4位『まぼろしの小さい犬』/3位『インド神話』(10月新刊)/2位『チョウはなぜ飛ぶか』/1位『かじ屋と妖精たち』(9月新刊)
→1位から5位はすべて原画展示&サイン本販売の本でした。サインは著者・画家のダブルだったり(1位/3位)、とてつもなく手の込んだ原画のようなサインだったり(2位)と、このフェア期間だけの貴重なものでしたが、本の魅力はサインだけではない!ということを証明するように、サイン本が完売した後も途切れることなく売れ続けたのが今回のフェアの特徴でした。見た目は今風ではなくても、読めばおもしろさのわかる少年文庫の魅力を多くの方が感じ取ってくださったのだと、私たちも力づけられた2か月間でした。
大きなフェアは終了しましたが、この後2021年3月まで“岩波少年文庫スタンプラリー”も継続して実施していきます。非売品のマスキングテープはフェア期間中にプレゼント終了となりましたが、手作りブックカバーとちいさいおうちミニカードのセットプレゼントもございます。これからのご参加ももちろんOK! クリスマスプレゼントにもぜひ少年文庫をどうぞ。
クラウス・コルドンの「ベルリン3部作」は、シリーズ累計では総合3位になる売れ行きでした。社会が不安定な今だからこそ読みたい作品です。『ベルリンは晴れているか』の深緑野分さんも推薦!まだの方はぜひお手に取ってご覧ください。
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