dekunesinkan1月14日にナルニア国でトークショーの開かれる、チェコ在住の画家・出久根育さんの最新刊絵本が昨日直納されました。日本中でどの本屋さんよりも一番早く並ぶようにと、出版社の営業の方がご持参くださったこの絵本。一つ前の新刊『かえでの葉っぱ』は、出久根さんがお住まいのチェコの風景が美しく描かれた作品でしたが、打って変わって今度は童話作家・安房直子さんの「みどりのスキップ」という小品に絵を付けられたもの、満開の桜の枝に止まったみみずくが、大きな目でじっとこちらを見ている表紙が、大変印象的な“日本の春”が溢れるような作品です。出久根さんほど、その作品ごとに絵の表情が変わる方はいないのではないかと思うほど、一つの型に捕われず、常に作品にもっともふさわしい絵を追求しておられるように感じます。本当にステキ!ぜひお手にとって、安房&出久根ワールドをお楽しみくださいませ。

1月14日のトークは参加申し込み受付を終了しておりますが、トーク終了後のサイン会にはどなたでもご参加いただけます。当日ナルニア国で出久根さんのご著書をお買い求めくださいませ。(15時半ごろから、ナルニア国店内にて)