教文館1階の雑誌売り場ではNHKのテキストも各種扱っていますが、そこでちょっと面白い本を見つけてナルニア国にも入れることにしました。これはいわゆる放送された番組のテキストではなく、読むために作られた「2時間で読める!学びのきほん」というシリーズです。ご存じの方もいらしたかもしれませんが、6月の新刊2点で私は初めて知りました!
1点は作家の高橋源一郎さんの『「読む」って、どんなこと?』です。「作家40年、初の読書論! 読書にまつわるあたりまえを疑って、いま、本当に必要な「読む力」を身につける。(帯より)」本は、高橋さんの好きな作品をいろいろ取り上げながら読む基本を学び直すのだとか。もう1点はナカムラクニオさんの『本の世界をめぐる冒険』――「なぜ、本は生き残り続けたか。 日本一、詳しい著者が「つながり」でひも解く教養としての本の世界史」です。本好きでしたらどちらも気になるものではないでしょうか? 雑誌コーナーやNHKテキストの中では埋もれてしまうかもしれないけれど、こういう本もナルニア国の本棚ではご紹介していきますので、どうぞ最新刊の本棚には注目してくださいね。

NHK出版 学びのきほん シリーズ
『「読む」って、どんなこと?』高橋源一郎著 670円+税
『本の世界をめぐる冒険』ナカムラクニオ著 670円+税

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