ちょうどナルニア国がリニューアルのために臨時休業をしていた今年の1月に出た新刊『コロキ パラン 春を待つ公園で』（のら書店）。紹介するタイミングを逃してしまいましたが、まだ冬と春を行ったり来たりしているような弥生3月でしたら、皆さんの気持ちにもピッタリ沿うのではないかしら……と思います。ちょうど本日、作者のたかどのほうこさんと、絵を描かれた網中いづるさんのダブルサイン本が入荷しましたので、まだお求めでない方はこの機会にぜひどうぞ！
バレンタイン前の日曜日、アルバイトでチョコにつける似顔絵を描くことになった「わたし」は、その公園でとても不思議な体験をします。「コロキ パラン」はその時近くで一人のおじさんが鳴らしていた手回しオルガンの音。この魔法の調べに誘われるように、似顔絵を描いてほしくてやってきたのは、春を待つ公園に住むかわいらしい生き物たちでした。
網中さんの挿絵は冬の冷たい空気の中にも春の匂いが感じられるように柔らかくて爽やかです。子どもも大人も、それぞれの感性で楽しめる短いお話を、素敵なサイン入りでいかがでしょうか。
網中さんはかわいらしいイラストも入れてくださいました。中に3冊だけ違う（リスではない）絵がありますが、さてそれは何でしょうか……？
『コロキ パラン 春を待つ公園で』たかどのほうこ 作／網中いづる 絵／のら書店 1540円（税込）
※ダブルサイン入り書籍は限定20冊です。
※サイン本は数量限定につきお取り置きはできません。遠方の方には着払いにてお届けも承っております。お気軽にご連絡くださいませ。
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