ロフティングの作品『ドリトル先生アフリカゆき』を絵本化した『ドリトル先生アフリカへいく』は、とっても面白い作品です!ナルニア国は完訳主義なところがあるので、抄訳の絵本はどうかしら?と思っていたのですが、これは文章を書かれた南條竹則さんの言葉の選びもあると思いますが、本当に面白い!井伏鱒二を知っている人にも全く違和感がないですし、絵本を先に読んでから岩波書店の『ドリトル先生アフリカゆき』を読んでも、もちろん問題ありません。茂田井武さんの絵は、ロフティングの絵とは違う味わいですが、その世界をしっかりと描ききっています。文も絵もよしの『ドリトル先生アフリカへいく』、今ナルニア国でお買い上げいただくと、もれなく表紙絵のクリアファイル(本と同じA5サイズ)がもらえます。本の数と一緒なので、15名様限定です。ドリトル先生のほのぼのとした絵本を、ぜひ皆さまのお手元に!!