ナルニア国では今年の夏休み、安野光雅さんの新刊を中心としたフェアと展示会を開催します。そして、会期中に『旅の絵本Ⅸ スイス編』と『かんがえる子ども』の担当編集者お二人をお招きして“安野さんと、本をつくる”というお話を伺います。1冊の本ができるまでに、編集者はどのようにかかわりあっていくのでしょうか? エッセイ集『かんがえる子ども』のあとがきに興味深い文章があったので、少し紹介しますね。
「……たぶん、わたしの描いた絵から判断し、人とは違った考えかたをしているように見えるので、何か(わたしから聞きだして)話していると、その違いが見つかるかもしれないと思われたのか、福音館の編集部の人たちの質問は、ちょうど、取り調べの警官たちのように手ごわく、そして深く、感動的でした。むしろわたしが教わったことの方が多かったと思います。」
どうです? こんな風に安野さんがおっしゃる“編集部の人たち”のお話を聞いてみたくなりませんか? トークは現在参加者募集中ですので、気になる方はぜひナルニア国までお電話ください!(03-3563-0730:10時~20時)
福音館書店編集者トーク“安野さんと、本をつくる”
日時:2018年8月10日(金) 18時~19時半 ナルニアホールにて
★フェア会期中には『旅の絵本Ⅸ スイス編』と『かんがえる子ども』の安野光雅直筆サイン入り書籍を数量限定で販売します。他にも+@があるかも……。お楽しみに!