ナルニア国が開店から25年を迎えた2024年も静かに過ぎようとしています。「子どもと本の幸せな出会い」を願って教文館ビルの8階に小さな児童書専門店がオープンしてから25年、たくさんの方に支えていただきながらこれまで営業を続けてこられました。ナルニア国を訪れた子どもたちが「本を一生の友だち」と思えるような出会いを迎えられていたら、こんなに嬉しいことはありません。
ナルニア国のスタッフは自身が本好きで、本を手渡すことをなによりの喜びと感じています。おもしろい本を発見したら、誰かに伝えずにはいられません。これからもあらゆる機会を見つけて「本は良いものだと信じる人たち(*)」=私たちの仲間を増やしていきたいと思っています。

2025年もすでにいろいろな企画が始動しています。26年目のナルニア国をどうぞ応援してください! これからも引き続きよろしくお願いいたします。

ナルニア国 スタッフ一同

(*)松岡享子『子どもと本』(2015年刊/岩波書店)1章「子どもと本とわたし」より