kakimoto
昨日、講談社より柿本幸造さんの絵で新美南吉の『ごんぎつね』と『てぶくろをかいに』の2作品が刊行されました。今年は1943年に29歳の若さで結核で亡くなった児童文学者・新美南吉の生誕100年にあたる記念の年だそうです。柿本幸造さんといえば『どうぞのいす』や「どんくまさん」シリーズが有名で、温かみのある動物たちの絵が印象的な画家さんですが、1998年にお亡くなりになっています。亡くなられてから15年もたった今年、新刊が出るというのにはとてもビックリしましたが、こちらの絵本は1990-91年に講談社から出版された「講談社のおはなし絵本館」というシリーズを元に作られたとのことでした。そして!柿本幸造さんファンの方には朗報です。なんと、2013年冬(11-12月)には、ナルニア国でこの『てぶくろをかいに』の原画展が開催されることが決まりました!絵本で見ても白く積もった雪の表情が大変美しいので、この原画を見ることができるとは今からとっても楽しみです。『ごんぎつね』と合わせて、これから1年間ナルニア国でもしっかりご紹介していきますので、どうぞ皆さま今年の冬の原画展を楽しみにお待ちくださいませ。