burazil
東京子ども図書館の活動の中から生まれた小冊子『ブラジルのむかしばなし』の第2弾、第3弾がまとめて刊行されました。季刊誌「こどもとしょかん137号」の巻末広告に掲載されていたので、お問い合わせもいただいていたのですが、ようやくナルニア国にも入荷しました。今回は“まめちしき”や“クイズ”なども入って、昔話を楽しんだ上によりブラジルを身近に感じられるように編集されています。元々は日本に住む日系ブラジル人の子どもたちのために編まれた日本語とポルトガル語の両方で読める昔話集ですが、なかなか紹介される機会の少ない南米の昔話集としても貴重な1冊です。それにしても、ブラジルの昔話の中にはカメがよく登場します!ナルニア国で毎月第2・第4土曜日に行われている“子どものためのおはなし会”でも「かめのこうらは、ひびだらけ」(『子ども世界の民話・上』実業之日本社)が語られることがありますが、この『ブラジルのむかしばなし1~3』の中にも、「カメの笛」「カメのけいりゃく」など“カメ話”が載っています。日本のタヌキやキツネのように、ブラジルの人たちにとってカメは身近な存在なのでしょうか…ね?

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