10月4日(火)、スイスの画家フェリクス・ホフマンの生誕100年を記念して、「昔話絵本を編集するということ」というタイトルで、福音館書店の相談役・松居直氏にお話をしていただきました。ホフマンは元々は版画家であり教会のステンドグラスも作っていたこと、絵本は子どもや孫たちといった極限られた人のために描かれたものであったこと、絵の中には子どもたちが大好きなものがちりばめられていることなどを、1時間半に渡ってお話してくださいました。ホフマンが子どもたちに贈った絵本はグリムの昔話が中心ですが、教会のステンドグラスの制作などを見て、聖誕のお話を依頼したという、『クリスマスのものがたり』の誕生秘話なども伺い、ホフマンの世界がより深く知ることができた貴重な時間でした。
※ホフマンの原画展は11月3日~12月25日までナルニアホールで開催されます。どうぞご期待ください!
松居直氏、ホフマンを語る
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