東京子ども図書館の季刊誌「こどもとしょかん」の最新号（146号／2015年夏号）が入荷しました。この号から表紙がかわいらしい感じに変わりましたね！知らない方にも手に取りやすい雰囲気になったようで、ちょっと嬉しいです。
今号の特集は、30周年を迎えた「てんやく絵本ふれあい文庫」で〝見えない子も、見える子も、ともに絵本を楽しむために〟です。バリアフリーやユニバーサルデザインなどという言葉が聞かれるずっと前から、「子どもに本をよんでやりたい！」という願いを実現しようと、目の見えないお母さんの岩田美津子さんは行動をおこしました。この記事がふれあい文庫の活動を多くの方に知っていただくきっかけとなればと思います。ナルニア国でも小さいですが「点字つきさわる絵本」のコーナーを作っています。ぜひご覧くださいね！
そして、今回の巻末の新刊紹介では、最近になくたくさんの本が紹介されています。いつも通りノンフィクションが多いのは、物語の本になかなか良いものが少ないという現実が現れているようで…残念！でも、新しいところで何かいい本がないかとお探しの方は、ぜひこの「子ども図書館コーナー」をチェックしてください！きっと発見があると思いますよ。
