皆さま、大変お待たせいたしました。数年ぶりに重版が出来上がったタラ・ブックスの『太陽と月』が10冊入荷しました～！ 製作部数2000部のうち、ナルニア国に入ってきたのはシリアルナンバー1300番台——ということは、きっと出版社にもうほとんど在庫はないのだろうな……と思います。
重版のたびに表紙が変わるのがタラ・ブックスの特徴ですが、今回はちょっと驚くような明るい色でした。タムラ堂さん曰く「澄みきった夜空を思わせる深く美しいブルー」です。前回が黒に近いような緑がかった深いブルーだったので、今回の表紙は私は夜明け前の、太陽と月が一緒に見られそうな空の色という感じがしました。コロナで暗くつらい毎日を送っている私たちに、この明るいブルーは希望を運んでくれるようです。
「太陽と月が、自然界を支え、人々の暮らしを律している。そのようにインドの先住民族の人たちは感じ、暮らしている。この絵本に描かれている彼らの神話的な宇宙観が、現代生活を営む私たちの心の糧になりますように。」とは、タムラ堂の田村実さんの言葉です。この言葉と共に、美しい貴重な絵本を皆さまにお届けできれば――と思います。
※『太陽と月』は数量限定のため、ご来店当日以外の店頭取り置きはご遠慮いただいております。ご了承ください。遠方の方には宅急便の着払いでお届けも承っておりますので、お気軽にご連絡くださいませ。
『太陽と月 10人のアーティストによるインドの民族の物語』青木恵都 訳／タムラ堂 3300円（税込）
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