今週の金曜日(8/19)夜に開催されるひのまどかさんの講演会へのお誘いです。
今、講演会に向けて『戦火のシンフォニー』を読み直していますが、コロナになってから散々聞かされた“不要不急”という言葉について、深く考えてしまいます。
ドイツ軍に包囲され、食料も燃料も尽きかけたレニングラードはまさに戦場です。爆撃が日常となる中で、市民は日々命の危険にさらされていますし、誰もが厳しい戦時労働に駆り出されて体にも心にも余裕はなかったはず。それでも人々は音楽を求めて劇場に殺到し、音楽家も命がけで演奏に臨みました。なぜでしょうか? 極限の状況でそれでも人々に必要とされた芸術の力について、「人が生きるために必要なものは何か」を今一度しっかりと考えるようにと、この本は促してくれます。物語ではない事実の圧倒的な力が読み手の心を苦しくも勇気づけてくれるのです。
ひのさんは今回の講演会のために、たくさんの写真や映像の資料をご用意くださっています。1941~44年のレニングラードで何があったのかーーそこに生きた(また亡くなった)人たちを知ることで、戦争について一人一人が思考を深めることができるはずです。過去の歴史を学び、同時に現在のウクライナ侵攻にも思いを寄せる講演会へ、皆様のご参加をお待ちしております。
ひのまどかさん講演会“戦争と音楽~いま振り返る『戦火のシンフォニー』取材時のこと”
日時:2022年8月19日(金) 18時~19時半 ※当日は会場準備のため17時にて閉店いたします。
会場:ナルニア国店内
対象:大人
参加費:1000円 ※当日受付でお支払いください。
申込先電話番号 → 03-3563-0730(10時~19時)
◆『戦火のシンフォニー』(新潮社:電子版あり)は出版社品切れ本です。ナルニア国では特別価格(税込1800円)にて販売中です。取り扱い数量限定につきご希望の方はお早めにご連絡くださいませ。遠方の方にはお届けも承っております。
★お問い合わせはお電話、Fax、メールにて承ります。
売場直通電話 03-3563-0730
Fax 03-3561-7350
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