昨日の池田香代子さん講演会には40名定員いっぱいにケストナーファンのお客さまが集まってくださり、謎多き人物ケストナーの魅力を1時間半にわたって伺いました。池田さんは参加者からも「私のケストナー語り」を引き出してくださり、何人もの方が子どもの頃の読書の思い出や作品・翻訳について熱いトークを繰り広げました。時代と共に日本語の感覚も変わるもので、古くならないものもある一方、ケストナーに関しては「池田さんの新訳でようやく心から楽しめた」という方が多かったのが印象的でした。そして、講演会の中では先生から嬉しい告白も!すでに次のケストナー作品の翻訳に取り掛かられているということなので、来年のケストナー没後50年ではまた新しい作品が少年文庫の仲間入りをするのではないかという期待で、大きな拍手が巻き起こりました(笑)

さて、ナルニア国では8月の新刊刊行からどしどしと売り続けている(8月のベストでは第3位)『ぼくが子どもだったころ』ですが、ついに池田さんの直筆サイン本(押印付き)が入荷しました。暑い中、昨日先生ご自身がリュックで担いでお持ちくださったのでした…。今か今かと1か月ほどお待ちくださった方々、本当にお待たせいたしました\(^o^)/
サイン本は数量限定につきお取り置きはご来店当日のみとさせていただきます。遠方の方には着払い(コレクト)にてお届けいたしますので、ご希望の方はご遠慮なくお知らせください。

池田香代子さん直筆&押印サイン本、限定30冊!
『ぼくが子どもだったころ』エーリヒ・ケストナー作/ホルスト・レムケ絵/岩波少年文庫 968円(税込)

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