皆さま、大変お待たせいたしました! 2021年の終わりに第1巻が出版され、続巻が待たれていた富安陽子さんの『博物館の少女』の第2巻「騒がしい幽霊」が先日刊行されました。
大阪の古物商の娘・花岡イカルが上野の博物館で遭遇した不思議な出来事を描いた1巻目は、富安さんらしい怪異と明治の文明開化という時代が合わさった物語のおもしろさに夢中になった方も多いと思います。ナルニア国のスタッフSも「これは絶対に続きがあるはず、続きが読みたい!」と言い続けていましたが、ようやく刊行の運びとなりとても喜んでいます。
この巻では、津田梅子らとともに日本で初めてアメリカに留学した山川捨松が登場します。「鹿鳴館の花」と言われた彼女が物語の中でどんな役割を果たしているのか、気になりますね~。
さて、この注目の新刊に富安陽子さんのサインをいただきました(上記写真)。1巻目はガス灯のハンコが押してあってそれも富安さんのお手製と聞いていますが、もしかしてこの人力車のハンコも富安製⁉ すごく素敵です! サイン本は限定8冊。ご希望の方はぜひお早めにご来店orご連絡ください。
出版社では今回、物語をさらに楽しむためのパンフレットを作成しました。あらすじや主な登場人物、物語の舞台となった明治16年の上野界隈地図や東京国立博物館の歴史がコンパクトに紹介されています。こちらはどなたでもご自由にお持ちいただけますので、本を買おうか(読もうか)どうかと迷っている方はまずパンフレットをお持ちください。
富安陽子さんの直筆サイン入りの『博物館の少女 騒がしい幽霊』はレジ前で販売中! 他にも池田香代子さんのサイン入り『ぼくが子どもだったころ』や、小宮由さんサイン入りの『だれも知らない小さな家』『そんなのうそだ!』『くしゃみおじさん』などもこのコーナーで販売中です。ご来店の折にはカウンター側のこのサイン本コーナーに足を止めていただけると嬉しいです(^▽^)/
富安陽子さんサイン入り『博物館の少女 騒がしい幽霊』偕成社/1540円(税込)
※サイン本は数量限定につきお取り置きはご遠慮いただいております。遠方の方には着払いにてお届けいたしますので、お気軽にお申し付けください。
★ご注文はお電話、Fax、メールにて承ります★
売場直通電話 03-3563-0730
Fax 03-3561-7350
メール narnia@kyobunkwan.co.jp