去る8月21日(水)にナルニア国で開催された「ウンム・アーザルのキッチン」の著者・菅瀬晶子さんの講演会には、この本の絵を描かれた平澤朋子さんがご出席くださり、当日は質問にもお答えいただきました。平澤さんの数多いお仕事の中で、今回の講演会のテーマにも合う作品としてぜひ皆さんにオススメしたいのがこちら、『明日をさがす旅』です。時代も場所も様々な3人の難民となった子どもたちの旅を描いた本作は、日々ウクライナやガザでの戦争のニュースを目にする中で「自分の生まれた国で安心して生きられない」ことの理不尽さが以前よりひしひしと身に迫るようになってきた今だからこそ、多くの方に読んでいただきたいものです。当日も参加者にお求めいただいたいのですが、残った2冊に平澤さんのサインをいただきました。

 波の上に「Tomoko」の文字が!

穏やかな波は心を和ませます。でもこの物語の中で子どもたちが体験した波は……。過去の遠い国の出来事も、物語を通して体験することで少しずつ自分事にしていくことができます。世界と自分がつながっていることを教えてくれる『明日をさがす旅』、平澤さんのサイン本でぜひ読んでみてください。
※遠方でご希望の方にはお届けもいたします。お気軽にご連絡くださいませ。

平澤朋子さん直筆サイン入り『明日をさがす旅 故郷を追われた子どもたち』、限定2冊!
アラン・グラッツ作/さくまゆみこ訳/福音館書店 2420円(税込)
→「かつて、この世界で起こったこと。今も、この世界で起きていること。アメリカの実力派児童文学作家がおくる、今もっとも読むべき物語!」

 
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