5月にランサム・サーガの品切れ本が一挙復刊となり、しばらくぶりに全巻がそろうと喜んでいたところ、なんと毎月のように復刊が続くことになりました！ これまで少年文庫の復刊というと、周年の記念で何冊かをまとめて行うことが多かったのですが、今年に入って事情が少し変わったようです（小ロットでの重版ができるようになったとのこと）。おかげで嬉しい復刊が続いています。ナルニア国からはいち早く、今後の復刊情報も併せてお知らせします。
6月にはフィンランドの民族叙事詩『カレワラ物語』が（これは、重版情報を素早くキャッチしたお客さまから事前に多数のご注文をいただきました）、7月には怪奇短編集『南から来た男』がすでに復刊となりました。今後の予定として、8月に『ジャータカ物語』が、9月には今年没後120年となる小泉八雲（ラフカディオ・ハーン）の『雪女 夏の日の夢』が、10月にはノルウェーの昔話『太陽の東 月の西』の復刊が決まっているそうです。そして来年も、アトリーの『氷の花束』（1月）、ザルテンの『バンビ』（2月）、ドイルの『まだらのひも』（3月）などの主に古典を中心とした作品が毎月復刊の予定とか。どれもなくなってしまって残念でなりませんでしたので、本当に嬉しいお知らせです。※復刊の発売についてはいずれも予定です。
「復刊」（というよりこの場合は重版と言うべきでしょうか？）は、さりげな～くされていつの間にか棚に入ってしまうことも多く、再び手に入るようになったことがお客さまに知られないという不幸もあります。ですので、ナルニア国としては「品切れになります！」と同じくらい「復刊（重版）されました！」情報も、積極的に皆さまにお伝えしていきたいと思います。少年文庫の新刊・復刊情報はぜひナルニア国のホームページをチェックしてくださいね(^_-)-☆
6月復刊『カレワラ物語 フィンランドの神々』小泉保 編訳／825円（税込）
7月復刊『南から来た男 ホラー短編集2』金原瑞人 編訳／968円（税込）
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