ベスト 👍 フィクション
『あまねく神竜住まう国 新装版』
荻原規子 著
佐竹美保 絵
徳間書店 刊
2025年3月15日 発行
331ページ
対象:中学生から

見知らぬ土地にひとり流された少年は、友に出会い、神に出会うーー頼朝の少年時代を描くファンタジー!

伊豆の流刑地にひとり流された源頼朝をめぐる物語。
まだ10代のあどけなさの残る少年だった頼朝は、土地の豪族に疎まれ、命を狙われる日々に生きる希望も失いがちでした。
そんなある日、意外な客が訪れます。それは笛の名手、草十郎と妻の舞姫、糸世でした。彼らの運命も伊豆に引き寄せられていたのです(彼らの物語は『風神秘抄』を!)。
北条の領主に引き取られ、頼朝と草十郎は川の中州で暮らし始めました。

やがて土地神である神竜と対峙し、伊豆の地に根をおろしていきましたーー。

この新装版は、佐竹美保さんの挿画が特徴です。物語の世界をぐんと広げてくれます!
そして、巻頭カラーのイラストは、物語を読んでどの場面かがわかると非常におもしろい! 声をあげて笑っちゃいました。
こんな(?)場面を絵にするとは、佐竹さんのセンスに拍手です👏

何度目かの再読でしたが、新鮮な心地で読めました。伊豆の自然描写の迫力は見事です。
初めて読んだあと偶然、伊豆地方に旅行したのですが、本書をありありと思い出したことを覚えています。まさしく「神竜住まう国」だと実感したのでした。 (す)

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