クリーンヒット⚾ ノンフィクション
『大絶滅は、また起きるのか?』
高橋瑞樹 著
岩波書店 刊
2022年6月17日 発行
定価946円(税込)
192ページ
対象:中学生から

いま、生きものたちの大絶滅が進行中?

「毎日、最大150種もの生きものたちが、この地球上から姿を消している」というショッキングな見積もりを国際連合の生物多様性条約事務局が発表したのは、2007年のことだったそうです。絶滅の速度は加速し続け、今も生きものは減り続けていると言います。
地球では過去に5度、生きものが大絶滅した時期があったとか。それとこの現在進行形の6度目の大絶滅との違いを検証した1冊です。

日本のトキは絶滅したのか? 恐竜はいまも生きている? など比較的馴染みのある事柄から解説しているので、難しすぎない! 生きものに興味がある人はグングン読み進められると思います。
「絶滅とは何か?」「ラッコが消えて、カイギュウも滅んだ」「いろいろな種類の絶滅」「大絶滅時代を生きる私たち」といった章立て。

生きものの絶滅とはどういうことなのか、そしてなぜ問題なのか、具体的な例をひきながら解説しています。図表も豊富で読みやすいですよ。 (す)

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