『ぐるんぱのようちん』(西内ミナミ作/堀内誠一絵/福音館書店 1100円:税込)は、今年出版から60周年を迎えます。この前『ぐりとぐら』が還暦だね~(笑)と思っていたら、なんと次はぐるんぱだとは! でもどの子もみんな永遠の子どもで、バリバリの現役です。さすが日本の絵本の黄金時代を築いた方々の作品!まったく古くなっていないことに驚きます。
現在、東京・立川のPLAY MUSEUM!では「堀内誠一展」を開催中です。絵本の仕事だけではなく、アートデザインのお仕事についても力を入れて紹介されているそうなので、大人の方にも非常に面白い展示になっていると聞いています。とはいえPLAY MUSEUM! が本領発揮するのは子どもが遊べる体験型展示の部分でしょう。今回はPLAY! PARKにぐるんぱの大きな像や本が読めるスペースなどもあるようなので、子どもたちはぜひ行って遊んでみてください。ナルニア国には子ども用の展覧会特別しおり(ミニスタンドをつくろう付き)もありますよ。店頭レジ前で配布中ですので、どうぞお持ちください。
展覧会に合わせてマガジンハウスから出ていた『堀内誠一の空飛ぶ絨緞』が中公文庫に入りました。イラストは約200点(贅沢なカラーです)、初収録のエッセイもあり、旅心をくすぐられること間違いなしです。伝説のアートディレクター&絵本作家の堀内誠一さんに連れられて世界を巡る旅に出てみませんか?
『空飛ぶ絨緞』堀内誠一 著/中公文庫 1430円(税込)
「父がどれほど旅好きだったか、そして旅先での発見と喜びをとにかく報告せずにいられなかったかが伝わる、てらいのない文章は、いま読んでもなかなかにおもしろいと思うのです。」(「文庫版によせて」の堀内花子さんのことばより)
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