新しい年を迎え、最初の総集編で12月の新刊を振り返ります。なんとほとんどすべての本が「ベスト👍」でした。まだお読みでない方、図書館や文庫に入れようか悩んでいる方がいらしたらぜひ参考になさってください。

中でも『私の源氏物語ノート』は、荻原規子さんのライフワークでもある『源氏物語』を読み解くうえで非常に大きな手掛かりとなる1冊です。NHK大河「光る君へ」でも話題彷彿の『源氏物語』。さまざまな訳者による本が出ていますが、これからチャレンジしてみようという方には荻原さんの「源氏物語全帖完訳」シリーズ(理論社)をお読みになるといいでしょう。
もう1冊、注目したいのは『シンデレラはどこへ行ったのか』。名作『赤毛のアン』や『若草物語』、『リンバロストの乙女』などの少女小説に描かれる、自立した強い女性たちの物語はどのように生まれて読みつがれてきたのかーー。そう聞くだけでもうワクワクしませんか? ぜひ続きはページをめくってお確かめください。

※タイトルをクリックするとそれぞれの掲載ページにとべます。

《12月5日掲載》
新・汽車のえほん27 ほんとうにやくにたつ機関車

《12月12日掲載》
ねこもおでかけ
私の源氏物語ノート
計算する生命

《12月19日掲載》
やまの動物病院② とらまる、山へいく

《12月26日掲載》
きつねがはしる
シンデレラはどこへ行ったのか
冬の王3 魔女の冬
はじめてのフェミニズム

 

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