現在、立川のプレイミュージアムで開催中の“クマのプーさん展”の公式図録が入荷しました。シェパードが1950～60年代に描き下ろしたプーさんの原画約100点が収録された、とても素敵な図録（もちろんオールカラー！）です。ページをめくる度に現れるプーさんとその仲間たちに、ワクワク感が高まります。物語抜きに絵だけをじっくり見るていると、シェパードのイラストがどれほどプーの物語を魅力的にしているかがよくわかりますね。あぁ、ぜひ展覧会で原画が見たいものです！
表紙はクロス装で文字は金の箔押しという贅沢な作りは、持っているだけで豊かな気持ちになれそう。
中には展覧会を監修された安達まみさんの解説「百町森の魔法をつかまえて」や、梨木香歩さんの寄稿文「森のなかを行こう」も掲載されています。見て、読んで楽しい贅沢な1冊です。
画家シェパードについてもっと知りたい方は、2020年に国書刊行会から出た『思い出のスケッチブック 『クマのプーさん』の挿絵画家が描くヴィクトリア朝ロンドン』（2860円：税込）もぜひどうぞ！ この本ではシェパード本人が子どもの頃の記憶をイラスト入りで楽しく綴っています。
ミルンの「クマのプーさんの本」は物語と詩集が2冊ずつ出ています。英語版もナルニア国には入っていますので、英語のリズムを感じたい方はぜひ原書に挑戦してみてください。（各2574円：税込）
この“Changing Guard at Buckingham Palace（3718円：税込）”は日本語にはなっていません。“When We Were Very Young”と“Now We Are Six”の2冊の詩集の中から選んだ詩が収められている選詩集です。イラストは総カラーでとってもかわいいですよ～。
※写真のプーのぬいぐるみも取り扱っています。（現在店頭1体のみ、製造元品切れで10月末頃再販出来予定。3080円：税込）
『クマのプーさん展 公式図録』安達まみ監修／ブルーシープ 3850円（税込）
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