今日は12月24日、クリスマスイブ。みなさま、どのようにお過ごしでしょうか?(プレゼントの用意はこれからというサンタクロースがいましたら喜んでお手伝いしますよ!)
私たちからもプレゼントを、入荷ほやほやの新刊情報をお届けします!

ご紹介するのは作家・瀬尾まいこさんの新刊エッセイ『そんなときは書店にどうぞ』(水鈴社)。
「書店が大好き」と公言される瀬尾さんが書店への思いの丈を語ったユーモラスな内容で、後半にはご自身の体験をベースとした『夜明けのすべて』(水鈴社/文藝春秋)の映画化について、そしてベストセラー小説『幸福な食卓』(講談社)のその後を描いた書き下ろし短篇小説が収録されています。

2001年、「卵の緒」で坊っちゃん文学賞大賞を受賞して鮮烈なデビューを果たした瀬尾さん。次々とヒット作を生み、『そして、バトンは渡された』(文藝春秋)で2019年に本屋大賞を受賞。どちらも人の心の機微を丁寧に描いた作品で、老若男女問わずファンの多い作家のおひとりです。
ちょっと不器用、でもとびきり思いやりにあふれる人々がたくさん登場する瀬尾さんの作風はご自身のお人柄を彷彿させるばかりでなく、その精神の佇まいには憧れを覚えずにはおれません。

未読の方にはまずはぜひとも『卵の緒』(新潮社)、『幸福な食卓』や『そして、バトンは渡された』を手に取っていただきたいと思いますが、個人的には『戸村飯店 青春100連発』(文藝春秋)もとてもおすすめです。大阪の下町にある中華料理店・戸村飯店のふたり兄弟を主人公に、それぞれが自身を見つめ問いかけながら成長する笑いと涙にあふれた青春ストーリー。冷え冷えとした外気なんてなんのその、ともしびを抱えたようなやわらかな喜びに包まれて胸が熱くなります。どうぞ来るお正月の読書リストに加えてください♪

《瀬尾まいこさん作品リスト一部》
最新刊『そんなときは書店にどうぞ』水鈴社/1,760円
『卵の緒』新潮文庫/605円
『幸福な食卓』講談社文庫/682円
『そして、バトンは渡された』文藝春秋/単行本 1,760円/文庫本 847円
『夜明けのすべて』水鈴社 単行本 1,650円/文藝春秋 文庫本 803円
『戸村飯店 青春100連発』文春文庫/737円
*価格はすべて税込です。

 

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