石井桃子さんをはじめとする6人の児童文学者・作家が、小川未明や浜田広介などそれまで「児童文学の名作」として扱われてきた作品を再評価し、「子どものための文学とは」を真剣に議論した記録『子どもと文学』は、「子どもの本を真に子どものものとする道をきりひらいた」ともいわれる日本児童文学の歴史に燦然と輝く✨画期的な評論集です。残念ながら長いこと品切れになっていたこの本が、9月に中公文庫で復刊されることが決まりました\(^o^)/
『子どもと文学 増補新版』として9月19日に刊行される本書は、付録として石井桃子さんの「子どもと読書」、瀬田貞二さんの「子どもと文学——ファンタジーの特質」、鈴木晋一さんの「ISUMI会と石井桃子さんの思い出」といった講演と回想録が、また斎藤惇夫さんの解説が新たに加わっています。既に持っている人もこれは買わないわけにはいきませんよ~。
ナルニア国ではご予約も承っております。ご希望の方はお電話・メールでご連絡くださいませ。また、この本を皆さんに手渡せる日が来るとは……!とてもとても嬉しいことです!
9月19日発売『子どもと文学 増補新版』中公文庫 1100円(税込)
石井桃子/いぬいとみこ/鈴木晋一/瀬田貞二/松居直/渡辺茂男 著
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