『岩波少年文庫のあゆみ』(岩波書店)や『石井桃子のことば』(新潮社)の著者として知られる若菜晃子さんの新刊『旅の彼方』(アノニマ・スタジオ)を先行販売しています。
それもなんとイラスト入りのサイン本! 全国でも同じ銀座に店を構える森岡書店と教文館ナルニア国だけの限定先行販売です。

『旅の彼方』は、若菜さんが海外を旅して出会った景色や人物、出来事を綴った随筆集で、既刊の『途上の旅』『旅の断片』に続く「旅の三部作」シリーズの完結編。今回の本では、ロシアの個性豊かなおばさんたちやイギリス湖水地方の美しい風景、南アフリカの動植物などについての旅の記憶が収められています。

中でも見逃せないのは「旅と書物」と題した項目があり、『はなのすきなうし』(岩波書店)や『ハンス・ブリンカー』(現在品切れ)をはじめとした作品が紹介されていること。ナルニア国のお客様にはたまらないと思いますので詳しくは読んでのお楽しみですが、ほかにもいくつか本が登場する箇所があり、若菜さんの豊かな文章を読んでいると「ああ、この本も読んでみたいなあ」と思わせます。
来年、若菜さんにはこの「旅と書物」を中心にトークイベントをしていただく予定です。詳細は追ってお知らせいたしますので乞うご期待ください!

気になるサインですが、実は少しずつイラストが異なります。どんなイラストなのかは開いてみてのお楽しみ!
そして今回、新刊の刊行を記念して既刊の3冊もサイン本をご用意くださいました。中には目次にもサインが入っているもの(限定1冊)やメッセージ入りのものもあり、遊び心満載の若菜さんが気持ちを込めて書いてくださったことが伝わります。さあ、このプレゼントは誰の手に……!?

さらにもうひとつ嬉しいお土産のお知らせです。
どちらのサイン本をお求めの方にも、若菜さんからのメッセージとオリジナルポストカード2枚セットをさしあげます。(初回限定のため配布は終了いたしました。)
旅のスケッチブックからとられたポストカードのイラストからは、私たちの知らない現地の風が流れ出てくるようで旅情を誘うのでした。

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《若菜晃子さんサイン本》
新刊『旅の彼方』若菜晃子 著/アノニマ・スタジオ/定価1,760円(税込)
既刊『街と山のあいだ』『途上の旅』『旅の断片』定価各1,760円(税込)

※サイン本につきお取り置きはご遠慮いただいております。
着払いにて発送を承っておりますので、ご希望の方は店舗までご連絡ください。

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