先週末から店内ギャラリーで、ロシアのお話『ハリネズミと金貨』(偕成社)の原画展が始まりました。
森を覆う綾錦を眺められる空間にいると、ふと外気温のことなど忘れて深々と呼吸をしたくなります。
また、そのギャラリーの外壁では、本日から2025年の出久根育さんの猫のカレンダーの原画販売がスタート。変化のないような日々でも着実に季節が移ろってゆくさまを視覚で感じるスタッフです。

さて、先月はお盆休みをはさんだため「きになる新刊pick up!」でご紹介した作品はちょっぴり少なめ。
復刊や文庫化などを取り上げたなか、注目したいのは新訳となって登場した古典名作『黒馬物語』です。詳細は紹介ページをご覧いただくとして、主人公の美しい馬ブラックビューティーの生きざまが胸に迫るとともに私たち人間のエゴイスティックな部分を痛感しますから、これからを生きる若い人にぜひともおすすめしたい本です。

※タイトルをクリックするとそれぞれの掲載ページにとべます。

《8月6日掲載》
動物の義足やさん
黒馬物語
魚介はすごい!

《8月20日掲載》
消え失せた密画
あの日のあなた

《8月27日掲載》
ずかん ハチのおしごと
対談集 あなたが子どもだったころ
詩人なんて呼ばれて

 

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