2020年10月にエクスナレッジから出版された『世界の児童文学をめぐる旅』(池田正孝・著)の第2弾が東京子ども図書館から刊行されました。前著はイギリスを中心に北欧やフランス、スイスなども旅しましたが、今回の名作の舞台は英国only! イギリス児童文学ファンにとっては、取り上げられている作品がどれも「よくぞ紹介してくれました!」と嬉しくなるような本ばかりです。物語の舞台が実際の風景とつながることで、主人公たちの気持ちや行動がよりリアルに感じられるようになる素敵な写真エッセイをどうぞお楽しみください。残念なのは新刊『英国児童文学の舞台をたずねて』で紹介されている本のほとんどが、現在出版社品切れで手に入らないこと。でも図書館に行けば必ず蔵書されているはずですので、買えないことにがっかりせずに探してみてくださいね。ちなみにこの中の作品で今入手可能なのは、ターナーの『ブリジンガメンの魔法の宝石』(評論社)と、サトクリフの『銀の枝』(岩波少年文庫)の2点のみです。
東京子ども図書館制作「2023年 池田正孝写真カレンダー6 児童文学ゆかりの地をたずねてーイギリス ロンドン、オックスフォードほか」には、この新刊で取り上げられている『魔女とふたりのケイト』の写真も載っています(2月なので、まだこれから!)。カレンダーは残り少なくなっていますので、書籍と一緒に購入をご希望の方はお早めにご来店orご連絡くださいませ。
【新刊】『英国児童文学の舞台をたずねて』池田正孝 著/東京子ども図書館 1760円(税込)
既刊『世界の児童文学をめぐる旅』池田正孝 著/エクスナレッジ 1980円(税込)
「2023年 池田正孝写真カレンダー 児童文学ゆかりの地をたずねてーイギリス」東京子ども図書館 1100円(税込) ※残り7部!
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