先日は売り切れ間近のサイン本についてご紹介しました。今日は、とっても素敵なメッセージの入ったサイン本をいくつかご紹介します。

その1:
スウェーデン語の翻訳者・石井登志子さんに今回サインをいただいたのは、リンドグレーンの作品の中でもあまり知られていない(と思われる)YA向けの本です。リンドグレーンと言えばロッタちゃんやピッピなどの元気いっぱいな子どもたちを描いたものや、『はるかな国の兄弟』『ミオよ、わたしのミオ』などの幻想的なファンタジーが有名ですが、読めば絶対に幸せになれる!この作品が私はとっても好きです♡ まだ読んだことのない方には、ぜひおすすめ。どちらにも石井登志子さんからのスウェーデン語のメッセージ「ぎゅっと抱きしめて!」が入っています。

リンドグレーンの幻のデビュー作『ブリット・マリはただいま幸せ』徳間書店/1540円(税込)
サクランボたちの幸せの丘』徳間書店/1540円(税込)

その2:
オランダの子どもの本の女王と言われるアニー・M・G・シュミットの短篇集2点には、西村由美さんのサインをいただきました。(ちなみにシュミットは1988年に国際アンデルセン賞を受賞した折、リンドグレーンからメダルを手渡されたそうです。スゴイ!)子ども向けの本と侮ってはなりません。子どもに向けておとぎ話のように書かれてはいますが、独特な雰囲気のユニークで不思議なお話は大人も一緒に楽しめる魅力にあふれています。たちもとみちこさんのかわいらしいイラストもオシャレ! 愉快で肩の凝らない20のお話が2冊の本で楽しめます。どちらにも西村由美さんからのオランダ語のメッセージ「楽しんでください!」が入っています。

パン屋のこびととハリネズミ ふしぎな11のおとぎ話』徳間書店/1540円(税込)
犬とおばあさんのちえくらべ 動物たちの9つのお話』徳間書店/1540円(税込)

その3:
2020年秋に刊行された『金の鍵』と『かるいお姫さま』。ジョージ・マクドナルドの物語とモーリス・センダックの挿絵——その二つが美しく融合したまれにみる傑作に、翻訳者の脇明子さんのサインをいただきました。この本について「信じられない「奇跡の競演」のすみっこに参加させていただくこともできた」とは、脇さんがJBBYの冊子に寄せられた言葉ですが、脇さんが日本語に翻訳してくださったからこそ私たちはこの奇跡の競演を楽しむことができるのですから、本当に嬉しくありがたいことだと思います。脇さんはナルニア国リニューアルオープンの日付をサインに入れてくださいました! これは特別な記念になりますね~(^▽^)/

かるいお姫さま』『金の鍵』いずれも岩波書店/1650円(税込)

この本はどちらも、カバーを取るとこんなすてきな装丁になっています! 図書館で借りては絶対に見られない、買った人だけのお楽しみです。

石井登志子さんのサイン本は各10冊、西村由美さんのサイン本は各10冊、脇明子さんのサイン本は各20冊いただきました。既に売れていて数は減ってきていますので、ご希望の方はお早めにご連絡くださいますようお願いいたします。
※サイン本は数量限定につき取り置きはご遠慮いただいております。即日発送(宅急便の着払い)にて承りますので、ご希望の方はお電話かメールにてご連絡くださいませ。

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