今日は6時からナルニア国のYさんがギャラリートークをしてくれると聞いて、ボクも参加することにしました。10人限定なんだって!どんなお話が聞けるのか楽しみ。
わー、すごい!初めてのギャラリートークに定員いっぱいの10名の参加者がいました。みなさん、とーっても熱心にメモを取ったりうなずいたりして聞いていましたよ。ちょうど今、ドレの絵について説明をしているところ。島さんがおっしゃる「イメージの伝承」とは、単なるまねではなくあるものの影響を受けながら新たに創作していくことらしい。ドレが影響を与えた画家って、きっとたくさんいるね…。
これは絵本前史のコーナーに展示されているリチャード・ドイルの本。1884年の本だそうです。教文館の創設が1885年だから、ほとんど同じ年!そして、このドイルは、シャーロック・ホームズを書いたコナン・ドイルのおじいさんだって~。知らなかった!
これは“20世紀初頭(1)絵本の始まり”のコーナーに展示されている、ブーテ・ド・モンヴェルの傑作『ジャンヌ・ダルク』。石版リトグラフで描かれた大判の絵本で、とーってもきれいな1冊です。他のページも見たいよぉ!!
次に解説してもらったのは“20世紀初頭(2)印刷技術の発展と実験”のコーナー。ここには日本にもファンの多いロジャンコフスキーや、全然知らないけれどものすごくインパクトのある「大航海者たち」(真ん中の黒い帽子をかぶった男の人の絵の本)などがありました。なんかわからないけど、エネルギーを感じるーー!
ギャラリートークの最後に『ジャンヌ・ダルク』を見せてくれました。もちろん、ガラスケースの中の本ではないけどね。でも十分にきれい!みなさん、近寄って熱心に時間をかけて見てました。
次回は“ジャポニズム”から“アメリカの絵本”の解説をしてくれるらしい。また来たいので、ボクもフリーパスチケットを買いました。普通は入場料は大人800円だけど、1200円のフリーパスでは会期中何度でも入れるんだって!1回きりではぜったいに見切れないし、これは毎回ギャラリートークに通わなくっちゃ。
☆展覧会担当スタッフによるギャラリートークは、展覧会開催中の毎月曜日午後6時~6時半です。5時半から整理券を配布します。定員10名です。皆様のご参加をお待ちしています。