お正月、節分、ひな祭り…と続く1月から3月は、1年の中で一番“日本”や“日本人”を意識する季節かもしれません(まぁ、途中にバレンタインデーなどもありますが)。そこで、“ニッポンの心”を感じる本や絵本を集めてミニコーナーを作ってみました。ずらり神様が勢ぞろいの『どんぶらどんぶら七福神』や、日本の四季・二十四節気を和歌と富士山で描いた『富士山うたごよみ』、おじいちゃん・おばあちゃんから孫へと歌い&遊び継がれてきたわらべうたが元になった絵本『もちっこやいて』などは、ご覧になった方も納得していただけるラインナップかと思いますが、中にはスタッフが「これは!」と思う作品を入れてみましのたで、ちょっと変わった選書になっています。最近続けて“言葉”の大切さを感じる講演会に参加したので、ぜひ皆さんにご紹介したい『にほんご』や、日本人特有の叙情性が美しい物語となった新美南吉の『ごんぎつね』『てぶくろをかいに』、安房直子の『みどりのスキップ』などなど…。皆さんが“ニッポンの心”を感じる本がありましたか?