ナルニアホールの安野光雅さんの絵本展示(『旅の絵本Ⅸ』パネル展示/『もりのえほん』拡大展示)に、ちょっとおもしろい実物見本が加わりました。『はじめてであう数学の絵本3』の「ひだりとみぎ」に登場する“くるま”です。赤いヒモと青いヒモがふしぎな形にかかっている6つのくるま、取っ手を回すとどの方向に回るか想像がつきますか? これを頭の中で思い描くのは結構難しいことです。実際に回してみると、思わぬ方向にそれぞれのくるまが動いて「おおっ!」と思いますよ。これも数学なんだって!
実はこの実物模型、数年前にナルニア国が行った“安野光雅のすうがく絵本展”の時に9階の展示会場に飾った物なので、ご記憶の方もいらっしゃるかも。大切に保管されていたものを、今回特別に貸し出していただきました。丁寧に扱わないと壊れてしまうので、回す時にはゆっくり、ゆっくりお願いいたします。
↑この左ページの下の絵を立体化したものです。