ボクたちはバートンについて語るとき「『ちいさいおうち』のバージニア・リー・バートン」と言うけれど、アメリカではそうではないみたい。バートンの枕詞は「『マイク・マリガンとスチームショベル』のバージニア・リー・バートン」なのだそうです。なるほどー。国によってだいぶ違いがあるんだね。(byくろみみくん)

バートンを心から敬愛するアメリカの作家シェリー・ダスキー・リンカーさん(『おやすみはたらくくるまたち』の著者)が、バートンの伝記絵本を作りました。タイトルは“BIG MACHINES? THE STORY OF VIRGINIA LEE BURTON”ーーバートンの創作の秘密を、2人の息子さんとの関係とからめて描いていくユニークな作品です。この本は昨年アメリカで、『ちいさいおうち』の出版75周年を記念した一連の出版物の一つとして出されたものだそうで、まだ邦訳はありません(誰か日本語に翻訳してー!)。バートン展の折にはナルニア国でも販売の予定ですので、どうぞお楽しみに。(販売価格・入荷日未定)