昨年11月に出た森谷明子さんの図書館ミステリ第2弾『花野に眠る 秋葉図書館の四季』に、驚きの記述が!これは皆さんにお知らせしなくちゃとやってきました。ミステリーと言っても殺人事件が起きるような怖いものではなくて、「穏やかな休日の午後、お茶を片手に読みたくなる、やさしいミステリです!(チラシより)」とあるように、本好きには物語の中に出てくる書目を見るだけでもなんだかうれしくなる作品なのですが、今回は特に子どもの本が満載。そして、なんとファージョンの『町かどのジム』=アーディゾーニの絵!が、謎解きのキーポイントになっているんです!
現在流通している童話館出版・版の前に、この作品は学研版、福武文庫版で出ましたので、そんなことを知っている人はおおおーという感じでしょう(ちなみに、学研版のときにはアーディゾーニの絵ではありませんでした)。
「森谷さん、実はアーディゾーニのファンなのかなぁ。ぜひ展覧会に来てほしいな…」とつぶやくくろみみくんでした。