今日は6月15日に予定されている展示替えで“変えちゃうトコロ!”をレポートします。早く来ないと、後期には展示されてないものです。

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この小さな絵、実は原書の全場面紹介展示です。紹介されているのは、“Tim and Lucy Go To Sea”の1938年版(今の福音館版より前に出たもの)。水彩画で手書き文字、お父さんが子どものために作ったって感じがすごーく素敵。これは6月14日までの展示で、17日以降は“Lucy Brown and Mr.Grimes”(1937年版)の全場面展示に変わる予定です。『完全復刻版 チムとゆうかんなせんちょうさん』の全点展示と合わせると、戦前に出された3作品が全部見られるってことだね!

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これも14日までの展示予定で、アーディゾーニが雑誌に描いた絵を紹介しているコーナーです。ここに出ているのは“Radio Times”という雑誌で、1930年から50年代まで、アーディゾーニはこの雑誌に寄稿していたんだって。その影響で名前を広く知られるようになったそうだよ。

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わー!これはかの有名な“Punch(パンチ紙)”だ。アーディゾーニはパンチにも絵を描いていたなんて、知らなかった~。絵本や子どもの本の世界の人だと思っていたら、こういう仕事もしていたんだ。先日の阿部公子さんのギャラリートークで「アーディゾーニは若いころ仕事がなくて苦労したので、来る仕事は断らなかった」と聞いたけど、そんな理由もあって色々な仕事を残しているんだね。こういうお仕事のことは、余所ではきっと見られません!アーディゾーニファン必見だよ。(~14日までの展示)