今、アーディゾーニの作品で英語で手に入るものはとても少ないのですが、それでもいくつかナルニア国に入っている本があります。
写真にあるのはどれもペーパーバックで、『孔雀のパイ』『ムギと王さま』『ウェールズのクリスマスの想い出』の3点。『孔雀のパイ』と『ウェールズ~』はすでに絶版らしく、店頭にあるだけで終わりです。『孔雀のパイ』は1冊、『ウェールズ~』は3冊のみ。『ムギと王さま』も店頭在庫は10冊だけです。これはまだ手に入りそう…。
チムのシリーズは最近（アーディゾーニの生誕100年を記念して）こんな表紙の新装版が出ています。本の大きさは、福音館版や以前出ていた洋書より一回り小さくなりました。出版されているのも全点ではなく、最初の5点のみだそうです。ナルニア国に今あるのは『チムとゆうかんなせんちょうさん』と『チムひとりぼっち』の2点。
こちらの版が以前出ていたもの（サイズは福音館版と同じ）で、福音館書店の2015年の復刊には入らならなかった、シリーズの後半です。こちらも（タウザー以外は）なくなったら終わりですので、ご希望の方はお早めにどうぞ！
これ、表紙はこんな感じですが、中の挿絵はアーディゾーニなんです。よく見れば作者は「モファットきょうだい」シリーズのエレノア・エステス！パイ一家のもとにやって来た黒猫のピンキーが主人公らしい、ということしかわかりませんが、なにやら面白そうな雰囲気の本です（英語がわからないので、ゴメンナサイ）。英語のできる人、ぜひ読んでみて！
