「守り人」シリーズや『獣の奏者』で有名な上橋菜穂子さんが、児童文学のノーベル賞とも言われる“国際アンデルセン賞・作家賞”を受賞されたという嬉しいニュースが飛び込んできました。ナルニア国でも早速コーナーを設けてお祝いをしています。今では“物語の紡ぎ手”として、押しも押されもせぬ地位にいる上橋さんですが、私が小学生の時初めて『精霊の木』を読んだときには想像もできなかった快挙だと、個人的にもとても感慨深いものがあります…。
日本人でこの賞を受賞したのは、先日104歳で亡くなられたまど・みちおさん以来およそ20年ぶりですし、その前には画家の赤羽末吉さんと安野光雅さんが受賞しているだけ!
これからもたくさんの人が心を躍らせて上橋さんの作品を読むに違いありません。上橋さんが次にどんな物語を紡ぐのか、読者としては待ち遠しくてたまりません。