アンネ・フランクがもし生きていたら今年90歳になるーーそれを知ったとき、この出来事がそれほど昔でもないことに衝撃を受けました。まだ生きていてもおかしくないのに、わずか15歳で命を落とさなければならなかったのは何故なのか。戦争を体験した世代がどんどん少なくなる中で、私たちは歴史を学び同じ過ちを繰り返さないようにする責任があります。どうぞこの夏、もう一度アンネ・フランクに出会ってください。昨年からとても良い本が出ています!
【8/8発売の新刊】
『かくれ家のアンネ・フランク』ヤニー・ファン・デル・モーレン作/西村由美訳/岩波少年文庫 760円+税
→オランダ人ジャーナリストが描くアンネの物語。『アンネの日記』を読む前の子どもたちに、時代背景などもよく分かる記述でオススメです!
【昨年出た本】
・『アンネのこと、すべて』アンネ・フランク・ハウス編/小林エリカ訳/石岡史子日本語版監修/ポプラ社 3200円+税
→アンネの誕生から死まで、アンネ・フランク・ハウスにこれまでに寄せられた様々質問から構成された写真絵本。子どもから大人まで当時の理解を助ける1冊。
・『アンネ・フランクに会いに行く』谷口長世著/岩波ジュニア新書 900円+税
→アンネの生きた場所への旅、同時代を生きた人へのインタビューなどを通して平和について考える。