3月の春休みから4月にかけて開催が決まった、角川書店“モンゴメリ・ロマンチック文庫”のプレフェアを店内で開催中です。『赤毛のアン』やそのシリーズは知っていても、それ以外にモンゴメリが書いた作品があることは知らない方も多いのでは?この“ロマンチック文庫”シリーズ(全7巻)は、以前篠崎書林から出版されていたものが中心で、『赤毛のアン』よりは読者の対象年齢もちょっと上め。なんといってもシリーズ中もっとも人気の作品『青い城』の主人公は“29歳のオールドミス(!:今や死語ですね)”なのですから。しかし、希代のストーリーテラー、モンゴメリが書いただけあって、このロマンチック文庫はどれも面白く、ハラハラさせられた後のハッピーエンドもことのほか読者にとっては嬉しい物語です。
3月23日からのフェア期間中には、プリンス・エドワード島の写真を長年取り続けてこられた吉村和敏さんの写真展示(5枚)や、ロマンチック文庫の表紙を手がけられた木内達朗さんのデジタル原画もご覧いただけることになりました!さらにすごいのは、この木内さんの原画を販売もしてしまうこと。会期中の3月30日には、翻訳者の谷口由美子さんの講演会もありますので、ぜひご注目くださいませ。
※詳しくはホームページのイベント案内に掲載しております。