今年は新型コロナウィルスの影響で卒業式ができなかった学校もあったようですし、新学期もどうなることやら不安な子どもたちも多いと思います。せっかくの新しい生活の始まりがこんな状況では本当にかわいそう……。絵本を読んで少しでも楽しい時間を過ごしてもらえたらと思っています。
「いちねんせいになりました」コーナーでは、学校生活が楽しくなるような物語や学校が舞台の本を集めてご紹介しました。ぜひお手に取ってご覧ください。
『いちねんせい』谷川俊太郎 詩/和田誠 絵/小学館 1000円+税
『にほんご』編集委員:安野光雅・大岡信・谷川俊太郎・松居直/福音館書店 1500円+税
→小学校1年生の国語教科書がこんなだったら……という夢と希望を込めて作られた1冊
『ランカ にほんにやってきたおんなのこ』野呂きくえ 作/松成真理子 絵/偕成社 1300円+税
→今、日本には日本語を母語としない子どもたちがたくさん学校に通っています。その子たちはどんな思いをしているのかな?