朝の連続ドラマ「花子とアン」の中では先日、主人公の安東はなと悲しい別れをして九州に嫁いで行った葉山蓮子さん。そのモデルとなった柳原燁子(白蓮)のことを書いた林真理子さんの小説があるのですが、みなさまご存知ですか?『白蓮れんれん』(集英社/667円+税)は、「朝ドラでは描けない白蓮の真実がここに書いてあります(オビより)」という小説。うーん、気になる!林真理子さんはこの小説を書くために、宮崎家に保管されていた白蓮さんと宮崎龍介さんの700通以上もの往復書簡を参照されたそうですから、その力の入れようも分かるというもの。村岡花子さんの腹心の友の人生について知りたい方は、ぜひこの機会に読んでみてはいかがですか?