4月12日から店頭でフェアを行っている福音館書店の月刊絵本“かがくのとも50周年記念展”は、記念出版・新刊・復刊ともにお客様からご好評をいただいています。特集した本は普段からナルニア国に置いている本なのですが、こうやって表紙を見せて置くと今まで気づかなかった方にも手に取っていただけるみたい。創刊第1号の『しっぽのはたらき』が健闘しているのが印象的でした。
ゴールデンウィークが明けていよいよフェアも後半、壁面の展示の中身が少し変わりました。この大きな字で「02」「04」「06」「07」とあるのは何だろう?と思った方。ぜひ記念出版『かがくのとものもと』を見てください。実は今回の展示はこの本の目次に沿って行われているのですよ~。
平台に並んでいる本も、前期と少し入れ替わりました。テーマ「04」の“こんな見せ方、おもしろい”で取り上げられている『みんなおなじ でも みんなちがう』は、アサリ、ショウガ、カタツムリ、ウメボシ、ニボシなど身近な生き物をずらりと並べて写真に撮ったものですが、どれ一つとして同じ形がないのに驚きます。この本を見て「これは憲法13条(の心)だな」と言った人がいたのですが、そんな読み方もできる「かがくのとも」って本当にすごい!
既刊本も新刊も限定復刊も、フェアでないとこんな風には並べられないものばかりです。ぜひ“かがくのとも50周年記念フェア”をのぞいて、これはと思う本を発見してください。(~5月末まで)
4月のフェアベスト
1位:『かがくのとものもと』(記念出版)
2位:『イワシ』(新刊)
3位:『きょうりゅうのおおきさってどれくらい?』(新刊)/『めのはなし』(限定復刊)
4位:『のうさぎ』(限定復刊)
5位:『むかしのしょうぼう いまのしょうぼう』(限定復刊)
6位:『かずくらべ』(限定復刊)