2013年4月21日~4月27日入荷分
■ 今週のおすすめ ■
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♪ 絵本 ♪ 12点
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『ペッタン』講談社
『あかちゃんぐまはなにみたの?』岩波書店
『チリとチリリ ちかのおはなし』アリス館
『ちいさなはくさい』小峰書店
『古どうぐ~るぐる』西日本新聞社出版部
『みみずん』フレーベル館
『まほうのでんしレンジ』ひかりのくに
『ビリーのすてきなともだち』教育画劇
『とべ!カーピー』鈴木出版
『あくしゅだ』クレヨンハウスツꀀ
『つばめのハティハティ』アリス館
『はだかのサイ』フレーベル館
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♪ フィクション ♪ 9点
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『サーカスさっちゃん』文研出版
『雨がしくしく、ふった日は』講談社
『ゾウの家にやってきた赤アリ』文研出版
『口笛探偵局』論創社
『いとしい小鳥 きいろ』河出書房新社
『モナミは宇宙を終わらせる?』角川書店
『ラブオールプレー 夢をつなぐ風になれ』ポプラ社
『カフェ・デ・キリコ』講談社
『ラゾ 川の秘密』バベル・プレス
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♪ ノンフィクション ♪ 28点
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『色わけいきものずかん』学習研究社
『世界の鉄道』パイインターナショナル
『グーテンベルクのふしぎな機械』あすなろ書房
『野菜と果物』小学館
『約束しよう、キリンのリンリン』フレーベル館ツꀀ
『ガリレオ工房の炎のひみつ 燃焼の科学』さ・え・ら書房
『家畜ってなんだろう』童心社
『家畜にいま何がおきているのか』童心社
『写真で見る 小さな生きものの不思議』平凡社
『池上彰と学ぶメディアのめ』NHK出版
『ゴジラ誕生物語』文研出版
『第58回考える読書 小学校低学年の部』毎日新聞社
『第58回考える読書 小学校高学年の部』毎日新聞社
『第58回考える読書 小学校中学年の部』毎日新聞社
『星はうつり雲は流れても』童心社
『海に消えた56人 海軍特攻隊・徳島白菊隊』童心社ツꀀ
『戦艦武蔵のさいご』童心社ツꀀ
『白い雲のかなたに』童心社
『デカ物語 日本一長生きしたカバが見つめた半世紀』くもん出版
『ユージン・スミス 水俣に捧げた写真家の1100日』小学館
『青年海外協力隊員になるには』ぺりかん社ツꀀ
『漢字再入門 楽しく学ぶために』中央公論新社ツꀀ
『すし図鑑』マイナビ
『万葉歌とめぐる 野歩き植物ガイド』太郎次郎社ツꀀ
『第58回考える読書 中学・高校勤労青少年の部』毎日新聞社
『素粒子から銀河まで 10Xの世界』彩図社ツꀀ
『繭ハンドブック』文一総合出版
『日本のチョウ 成虫・幼虫図鑑』メイツ出版ツꀀ
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♪ 昔話・伝記・詩 ♪ 1点
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『かぼちゃごよみ』復刊ドットコムツꀀ
■ 今週のおすすめ ■
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♪♪ 絵本 ♪♪
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=幼児以上=
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『ペッタン』 高部 晴一(文・絵) 講談社ツꀀ 1400 円
13/04発行(講談社の創作絵本)
→学校に行きたくないふうくん。丘の上のツネキ先生の病院
でペッタン注射をしてもらって、一日だけ好きな動物に変
身。他の子どもたちもみんなペッタン注射をして…。
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『あかちゃんぐまはなにみたの?』 アシュリー・ウルフ(文・
絵)さくま ゆみこ(訳) 岩波書店ツꀀ 1600 円 13/04発行
→すあなの奥深くで、あかちゃんぐまが目を覚ましました。
「あったかくしてくれるのはだれなの?」とあかちゃんぐま。
「おひさまですよ」とおかあさん…。初邦訳作品。
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『チリとチリリ ちかのおはなし』 どい かや(文・絵)
アリス館ツꀀ 1200 円 13/04発行
→チリとチリリが午後のお茶を飲んでいると、地下から物音が。
逃げ出した誰かを追いかけて、チリとチリリが自転車で地下
を走ります…。
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『ちいさなはくさい』 くどう なおこ(文)ほてはま たかし
(絵) 小峰書店ツꀀ 1400 円 13/04発行(にじいろえほん)
→はくさい畑からはみ出した所に生えた小さなはくさい。収穫
されずに、柿の木と共に冬を越し、春を迎えます。そして…。
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『古どうぐ~るぐる』 赤城 香織(文)はらだ ゆうこ(絵)
西日本新聞社出版部ツꀀ 1200 円 13/03発行
→りょうたの家にある100年以上も昔の古い蔵。りょうたの大切
な秘密基地。ところが蔵が取り壊されることになり、中の道具
と蔵たちは一念発起。
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『みみずん』 かべや ふよう(文・絵) フレーベル館ツꀀ 1200 円
13/04発行
→みみず村のみみずんは、いつもぐうたら寝てばかり。ある日、
恐ろしいべろりんちょがやってきてみみず村を襲います。逃げ
遅れたみみずん…。
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『まほうのでんしレンジ』 さいとう しのぶ(文・絵)
ひかりのくにツꀀ 1280 円 13/04発行
→ある日、ぼくの家に電子レンジが届いた。パパが空っぽのお皿
を入れてレンジの前で歌いだすと、歌に出てきた料理がチーン!
と出てきた。全編縦開きの絵本。原案:たかおかまりこ
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『ビリーのすてきなともだち』 竹下 文子(文)山田 花菜(絵)
教育画劇ツꀀ 1200 円 13/05発行
→ものを集めるのが大好きなビリー。ある日、動物を集めに行った
ビリーが見つけたのは、トラとゾウとキリン…。
原作:ブランチ・ボウシンスキー
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=小学校低学年以上=
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『とべ!カーピー』 もろはし せいこう(文) 鈴木出版ツꀀ 1600 円
13/04発行
→ある日、公園でぼくはカラスの子どもを見つけた。自分で巣に戻
れないカラスの子を家で育てることにしたぼく。すると親カラス
たちがやってきて…。
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『あくしゅだ』 あんどう えいさく(文・絵) クレヨンハウスツꀀ
1500 円 13/05発行
→いわき市で彫刻の創作活動を続け、原発事故によって奈良県に移
住した著者が描く、人間と大地や海との繋がりを描いた絵本。
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『つばめのハティハティ』 箕輪 義隆(文)寒竹 孝子(絵)
アリス館ツꀀ 1500 円 13/04発行(鳥のおはなし絵本)
→つばめのハティハティは、日本生まれ。南の国で暮していたハテ
ィハティは海を渡ってまた日本にやってきます。ハティハティの
渡りと日本での巣作りを描いた絵本。
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=小学校中学年以上=
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『はだかのサイ』 ミヒャエル・エンデ(文)ヨッヘン・シュトゥー
アマン(絵)佐々木 田鶴子(訳) フレーベル館ツꀀ 1300 円
13/04発行(翻訳絵本)
→アフリカの草原にドラサイという名前の大きなサイが住んでいた。
サイは、自分のことを誰よりも偉いと思い込んでいた。ところが
回りは大迷惑。そこで動物たちは会議を開き…。
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♪♪ フィクション ♪♪
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=小学校低学年以上=
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『サーカスさっちゃん』 藤本 四郎(文・絵) 文研出版ツꀀ 1200 円
13/04発行(わくわくえどうわ)
→転校生のさっちゃんは、サーカス団の女の子。学校のことも何で
もテキパキしてえらいんだ。ぼくは、さっちゃんと仲良くなった
けれど…。
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『雨がしくしく、ふった日は』 森 絵都(文)たかお ゆうこ
(絵) 講談社ツꀀ 1000 円 13/04発行(おはなし12か月)
→「あじさいのなみだ」「ナメクジのなみだ」…クマのマーくんの、
梅雨の6月にちなんだ4つのお話が入った童話。
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=小学校中学年以上=
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『ゾウの家にやってきた赤アリ』 カタリーナ・ヴァルクス(文)
伏見 操(訳) 文研出版ツꀀ 1300 円 13/04発行
(文研ブックランド)
→ゾウのドクター・フレッドは村のお医者さん。意気投合した赤ア
リの女の子ココと、フレッドの小さい家で一緒に暮らすことにな
りました。でも、ココは現れず…。
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=中学以上=
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『口笛探偵局』 仁木 悦子(文) 論創社ツꀀ 2600 円 13/02発行
(仁木悦子少年小説コレクション2)
→「なぞの黒ん坊人形」「やきいもの歌」「口笛たんてい局」など、
1960~70年代を代表する少年小説を当時の表現のまま掲載。
編:日下三蔵
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『いとしい小鳥 きいろ』 石津 ちひろ(文)ささめや ゆき(絵)
河出書房新社ツꀀ 1600 円 13/04発行
→ぼくは5月のある日、小鳥のヒナを拾う。「きいろ」と名付け、
可愛がって育てるが…。ワインの香り研究の世界的先駆けで、53
歳の若さで急死した富永博士のエピソードを元にした物語。
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『モナミは宇宙を終わらせる?』 はやみね かおる(文)
角川書店ツꀀ 1400 円 13/02発行(銀のさじ)
→地球外生物がシベリアへ落下し、モナミの高校がまたまた世界とシ
ンクロする。人類を救うためモナミと丸男が立ち上がるが…。
シリーズ第二弾。
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『ラブオールプレー 夢をつなぐ風になれ』 小瀬木 麻美(文)
ポプラ社ツꀀ 620 円 13/05発行(ポプラ文庫ピュアフル)
→バドミントンの天才プレーヤー遊佐とダブルスを組んできた横川。
彼の静かな情熱を描くスポーツ青春小説。解説:大島真寿美
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『カフェ・デ・キリコ』 佐藤 まどか(文) 講談社ツꀀ 1300 円
13/04発行
→中2の霧子は、母と共にイタリア人の父の故郷ミラノへ移住する。
祖父が経営していたギャラリーカフェを継いだ霧子と母だったが…。
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『ラゾ 川の秘密』 シャノン・ヘイル(文)石黒 美央ほか(訳)
バベル・プレスツꀀ 1600 円 13/04発行
(ベイヤーン国の物語シリーズ第三作)
→戦いに勝利したベイヤーン王国は、ティラ王国に和平大使を派遣す
ることに。その一人に、おっちょこちょいのラゾが選ばれる。やが
て、一行の周りで事件が起こり…。監訳:中原尚美
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♪♪ ノンフィクション ♪♪
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=幼児以上=
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『色わけいきものずかん』 高岡 昌江(文)アンドレ・ボス(絵)
学習研究社ツꀀ 1400 円 13/05発行
→あかの仲間は、ナナホシテントウ、グンカンドリ、ショウジョウト
ンボ…。色ごとの生き物をイラストで紹介する図鑑。
日本語版総合監修:小宮輝之
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=小学校中学年以上=
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『世界の鉄道』 パイインターナショナルツꀀ 1800 円 13/02発行
→世界遺産にも登録されたインドのダージリンヒマラヤ鉄道や、スイ
スのレーティッシュ氷河鉄道など世界中の名所を鉄道で巡る写真集。
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『グーテンベルクのふしぎな機械』 ジェイムズ・ランフォード(文・
絵)千葉 茂樹(訳) あすなろ書房ツꀀ 1500 円 13/04発行
→15世紀のドイツ、活版印刷を考案し、ヨーロッパにおける本のあり
方と世界の歴史を根本的に変えたグーテンベルク。発明当時の様子
を描いた伝記絵本。
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『野菜と果物』 板木 利隆監修(文) 小学館ツꀀ 2000 円 13/04発行
(小学館の図鑑NEO)
→主に日本で流通している野菜や果物など約700種類を紹介。品種や栄
養、生産量などの情報の他、家や学校で栽培するための方法も掲載。
監修:畑中喜秋、三輪正幸、吹春俊光、横浜康継
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『約束しよう、キリンのリンリン』 森 由民(文) フレーベル館ツꀀ
1200 円 13/04発行(ジュニアノンフィクション)
→秋田市大森山動物園の飼育員、柴田さんがキリンのリンリンと取り組
んだトレーニングを紹介。動物園の果たす役割も垣間見える。
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=小学校高学年以上=
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『ガリレオ工房の炎のひみつ 燃焼の科学』 土井 美香子(文)伊知地
国夫(写真)さ・え・ら書房ツꀀ 2200 円 13/05発行
→高1の主人公の店でボヤ事件が起きるという物語仕立てで、ものが燃え
ること、燃え続けるためには?消すためには?の3点を解説。燃焼と防
災の理論と防災を学ぶ。監修:滝川洋二
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『家畜ってなんだろう』 池谷 和信(文) 童心社ツꀀ 2900 円 13/03発行
(わたしたちのくらしと家畜1)
→ウシ、ブタ、ウマ、ヒツジ、ヤギ、アルパカ、ダチョウ、イヌ、ネコ
などの家畜を写真とイラストで、人との関わり、利用のしかたなどを
分かりやすく解説する。世界の家畜事情も紹介。
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『家畜にいま何がおきているのか』 池谷 和信(文) 童心社ツꀀ 2900 円
13/03発行(わたしたちのくらしと家畜2)
→古代にさかのぼって、家畜と人間の歴史を7つの章立てで分かりやすく
解説する。後半は今家畜に起こっている変化を写真やデータで解説。
震災、原発事故の影響にも言及。
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『写真で見る 小さな生きものの不思議』 皆越 ようせい(文)皆越
ようせい(写真) 平凡社ツꀀ 2400 円 13/04発行
→ダンゴムシ、トビムシ、アリ、ムカデ、カタツムリ、ミミズの普段見
ることのできない落ち葉や石の下、樹皮の裏での姿を写真で紹介。巻
末にむし探し撮影記も掲載。
ツꀀ
『池上彰と学ぶメディアのめ』 池上 彰(文) NHK出版ツꀀ 1300 円
13/04発行
→NHKで放送されている「メディアのめ」の内容を加筆修正して再
構成したもの。著:NHK「メディアのめ」制作班
『ゴジラ誕生物語』 山口 理(文) 文研出版ツꀀ 1500 円 13/04発行
(文研じゅべにーるノンフィクション)
→1954年公開された日本映画「ゴジラ」。初の本格的な特撮映画となっ
た「ゴジラ」にかける制作者たちの情熱と思い、そして誕生の秘話を
語る。
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『第58回考える読書 小学校低学年の部』 全国学校図書館協議会(文)
毎日新聞社ツꀀ 2000 円 13/04発行
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『第58回考える読書 小学校高学年の部』 全国学校図書館協議会(文)
毎日新聞社ツꀀ 2000 円 13/04発行
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『第58回考える読書 小学校中学年の部』 全国学校図書館協議会(文)
毎日新聞社ツꀀ 2000 円 13/04発行
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『星はうつり雲は流れても』 山下 文男(文)遠藤 てるよ(絵)
童心社ツꀀ 2500 円 13/03発行(ノンフィクションブックス)
→1944年12月7日、紀伊半島南東沖を震源として起きた、東南海大地震。
戦争末期のため極秘にされた被害。その中には、学徒動員の工場で亡
くなったたくさんの生徒たちがいた…。
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『海に消えた56人 海軍特攻隊・徳島白菊隊』 島原 落穂(文) 童心社ツꀀ
2500 円 13/03発行(ノンフィクションブックス)
→海軍特攻隊・徳島白菊隊で亡くなった56人の若者たち。取材を通して、
当時の様子を丹念にたどり、戦時中のこの作戦が如何に悲惨であり、理
不尽であったかを伝える。
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『戦艦武蔵のさいご』 渡辺 清(文)藤沢 友一(絵) 童心社ツꀀ 2500 円
13/03発行(ノンフィクションブックス)
→一少年水平の目からとらえた、レイテ沖海戦での戦艦武蔵の最後を描く。
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『白い雲のかなたに』 島原 落穂(文) 童心社ツꀀ 2500 円 13/03発行
(ノンフィクションブックス)
→太平洋戦争巻末期、「カミカゼ特攻隊」としてく亡くなった、たくさん
の若者たち。本書では、陸軍航空特別攻撃隊の様子をさまざまな人に取
材し、その悲惨さ、理不尽さを伝える。
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『デカ物語 日本一長生きしたカバが見つめた半世紀』 あんず ゆき(文)
くもん出版ツꀀ 1400 円 13/04発行
→いしかわ動物園で48年間過ごし、2010年に58歳で亡くなったカバの「デ
カ」。実はデカには、もう一つの名前と仕事があった。国内最長寿とな
ったデカの物語。
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=中学以上=
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『ユージン・スミス 水俣に捧げた写真家の1100日』 山口 由美(文)
小学館ツꀀ 1600 円 13/04発行
→20世紀を代表する写真家ユージン・スミス。その代表作でもある写真
集『MINAMATA』がいかに撮影されたかを当時アシスタントを
務めた青年・石川の視点で描く。
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『青年海外協力隊員になるには』 横山 和子(文) ぺりかん社ツꀀ
1200 円 13/04発行(なるにはBOOKS)
→青年海外協力隊経験者を取材し、様々なその現場を紹介。青年海外協
力隊を支えるしくみや精度を解説し、選考方法や試験、渡航前の準備
なども紹介。
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『漢字再入門 楽しく学ぶために』 阿辻 哲次(文) 中央公論新社ツꀀ
780 円 13/04発行(中公新書)
→常用漢字改定作業に参加した著者が漢字成り立ちや読み方の歴史や、
部首にまつわる話などを語る。また更に望ましい漢字教育への提言も。
ツꀀ
『すし図鑑』 藤原 昌高(文) マイナビツꀀ 1400 円 13/05発行
→代表的な寿司321貫をネタの元になっている魚の写真と共に紹介。巻末
に寿司の用語集も掲載。
ツꀀ
『万葉歌とめぐる 野歩き植物ガイド』 山田 隆彦(文) 太郎次郎社ツꀀ
1800 円 13/05発行
→万葉集の歌と歌にちなんだ植物を写真で紹介。本書では春から初夏に
かけて野山で見られる植物を紹介。持ち歩きやすいハンドブックサイ
ズ。
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『第58回考える読書 中学・高校勤労青少年の部』 全国学校図書館協議会
(文) 毎日新聞社ツꀀ 3000 円 13/04発行
ツꀀ
『素粒子から銀河まで 10Xの世界』 上田 剛慈(文) 彩図社ツꀀ
952 円 13/05発行
→素粒子は10の-17乗、ミジンコの世界は10の-4乗、人間の世界は10の0
乗、銀河の世界は10の20乗…。10のX(エックス)乗で見える世界を見開
き1ページずつ紹介。
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『繭ハンドブック』 三田村 敏正(文) 文一総合出版ツꀀ 1400 円
13/05発行
→日本で繭を作る野性および飼育されている昆虫114種類の繭と世界各地の
繭23種類を写真で掲載。原寸大掲載繭一覧付き。
ツꀀ
『日本のチョウ 成虫・幼虫図鑑』 蛭川 憲男(文) メイツ出版ツꀀ
2000 円 13/05発行
→日本のチョウ225種を成虫と幼虫の写真、種によっては生態写真も合わせ
て掲載。和名、学名、大きさ、発生期、分布などで解説。
ツꀀ
♪♪ 昔話・伝記・詩 ♪♪
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=小学校中学年以上=
ツꀀ
『かぼちゃごよみ』 谷川 俊太郎(文)川原田 徹(絵) 復刊ドットコムツꀀ
1800 円 13/04発行
→巨大なかぼちゃとその中に生きる人々の様子を谷川俊太郎の詩と川原田
徹の独特な絵で綴る。90年福音館書店刊を底本に復刊。
ツꀀ
■ 今週の一冊 ■
まずは訂正を。
大変申し訳ございませんが、前374号において下記、誤りがありました。
ここにお詫びして、訂正いたします。またお知らせくださった読者の方に
厚く御礼申し上げます。
今後このようなミスのないよう気を付けて参りますので、今後ともご愛読
のほどよろしくお願いいたします。
正:『セレゲンティ大接近』
誤:『セレンゲティ大接近』
ツꀀ さて、今週の一冊です。『ユージン・スミス 水俣に捧げた写真家の1100日』。
1918年カンザス州に生まれ、59歳でその生涯を閉じた20世紀を代表する世界的
写真家、ユージン・スミス。水俣に3年間移り住み、その写真を撮り続けたユー
ジン・スミスはやがて彼の生涯の代表作となる『MINAMATA』を世に
出します。
この本は『MINAMATA』が生まれるまでを、独特なその撮影、患者と
家族との交流、情熱的でかつ情の厚い人柄…と、様々な切り口から巨匠と言わ
れたその人を、実に人間味豊かに描き出します。
わたしは、彼のことはその名前と何か有名な写真を撮った人くらいのうっすら
とした(薄っぺらい)知識しかなかったのですが、この本を読んでユージン・ス
ミスの人となりと、そしてこれまた教科書の知識しかなかった「水俣」が、実
態あるものとして自分の中に迫って来ました。
そして、この本の素晴らしさは、とても生々しい内容なのですが、読み終えた
後に、しみじみとした温かな思いが残るということ。
エピローグの最後の章に、水俣は「フクシマ」に通じていると書かれています。
そして折りしも、去年の2月に出された国による水俣病救済申請打ち切りの方針。
決して「過去」の出来事となってはいない「MINAMATA」と「フクシマ」。
読めるとすれば、高校生くらいからかもしれませんが 今、この時代だからこそ
ぜひたくさんの方に読んでいただきたいと思います。 (く)