2013年2月17日~2月23日入荷分
■ 今週のおすすめ ■
ツꀀ
♪ 絵本 ♪ 14点
『しょんぼりしないで、ねずみくん!』小学館
『ももんちゃん しー』童心社ツꀀ
『ドリーム仮面』地方小出版流通センタ
『すてきな曲芸師アンジェロ』好学社
『小さなたね』さ・え・ら書房
『ゆかいなわんころタウン』小学館ツꀀ
『マルマくんかえるになる』ブロンズ新社
『ぼくはニコデム』1300円
『オオムラサキのムーくん』こぐま社ツꀀ
『どろんこ!どろんこ!』講談社ツꀀ
『かげ』新樹社
『ペトラ』クレヨンハウス
『月の貝』佼成出版ツꀀ
『かあさんはどこ?』ブロンズ新社
ツꀀ
♪ フィクション ♪ 15点
ツꀀ
『こぎつねいちねんせい』あかね書房
『め牛ママ・ムー』福音館書店
『ゴリラでたまご』WAVE出版
『ニルスが出会った物語6 巨人と勇士トール』福音館書店ツꀀ
『母ちゃんのもと』そうえん社
『ねこの郵便屋さん』佼成出版
『パンプキン・ロード』学習研究社
『ぽたぽた』理論社
『ラビントットと空の魚 第二話 そなえあればうれしいな』
福音館書店
『ロボット魔法部はじめます』あかね書房
『スターリンの鼻が落っこちた』岩波書店
『ピノキオの冒険 新装版』西村書店ー新潟ー
『完訳 オズのリンキティンク』復刊ドットコムツꀀ
『現代語で読む生まれ出づる悩み』理論社
『夢十夜』長崎出版ツꀀ
ツꀀ
♪ ノンフィクション ♪ 24点
ツꀀ
『犬のハナコのおいしゃさん』WAVE出版
『タイタニック』メディアファクトリー
『チャレンジ!びっくり!工作マジック』岩崎書店
『なまえのことばとくらしのことば』偕成社ツꀀ
『うごきのことばとかざることば』偕成社ツꀀ
『憲法ってどんなもの?』偕成社
『海野和男 灯りに集まる昆虫たち』誠文堂新光社
『韓国ってどんな国?』汐文社
『ニュース年鑑2013』ポプラ社
『スポーツ年鑑2013』ポプラ社
『みんなそろった じぶんの歯』少年写真新聞社
『飛行機のしくみ』誠文堂新光社
『地震のはなしを聞きに行く 父はなぜ死んだのか』偕成社
『花の七十二候』誠文堂新光社ツꀀ
『ニュートンと万有引力』丸善
『田んぼの生き物図鑑 増補改訂新版』山と渓谷社
『図解でよくわかる地下鉄のすべて』JTB
『原子力災害からいのちを守る科学』岩波書店ツꀀ
『人を見捨てない国、スウェーデン』岩波書店ツꀀ
『世界史年表・地図』吉川弘文館
『日本史年表・地図』吉川弘文館
『星の王子さまの天文ノート』河出書房新社ツꀀ
『船で働く人たち』ぺりかん社
『賢治から、あなたへ 世界のすべてはつながっている』
集英社インターナショルツꀀ
♪ 昔話・伝記・詩 ♪ 2冊
ツꀀ
『グリム童話集 新装版』西村書店ー新潟ー
『おかつ新三郎ふたり語り』悠書館ツꀀ
■ 今週のおすすめ ■
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♪♪ 絵本 ♪♪
ツꀀ
=幼児以上=
ツꀀ
『しょんぼりしないで、ねずみくん!』 ジェド・ヘンリー(文・
絵)なかがわ ちひろ(訳) 小学館ツꀀ 1500 円 13/02発行
→森の動物たちは、しょんぼりしているねずみくんんが心配で、
何とか元気にしようとしますが…。
ツꀀ
『ももんちゃん しー』 とよた かずひこ(文・絵) 童心社ツꀀ
800 円 13/02発行(ももんちゃんあそぼう)
→みんながにぎやかにお散歩していると、ももんちゃんが「し~」
。みんなぬき足、さし足。ももんちゃんが木の後ろに回ると…。
ツꀀ
『ドリーム仮面』 なかもと しげる(文・絵)
地方小出版流通センタツꀀ 1500 円 13/02発行
→こわい夢をやっつけて楽しい夢をみせてくれるドリーム仮面。あ
る夜、うなされているたてる君の夢の中にドリーム仮面が入って
行って…。発行:ビリケン出版
ツꀀ
『すてきな曲芸師アンジェロ』 クエンティン・ブレイク(文・絵)
谷川 俊太郎(訳) 好学社ツꀀ 1500 円 13/02発行
→アンジェロは、軽業一座の男の子。ある日、アンジェリーナとい
う女の子に出会います。おじさんに引き取られ、自由を奪われて
いるアンジェリーナを仲間と一緒に助け出し…。
ツꀀ
『小さなたね』 ボニー・クリステンセン(文・絵)渋谷 弘子
(訳) さ・え・ら書房ツꀀ 1400 円 13/02発行
→友だちと一緒に小さなたねをまく。水やりをして芽が出るのを待
つ。ふたりの子どもがニンジン、トマト、えんどう豆などのたね
をまき、収穫するまでの姿を描く。収穫の喜びに溢れた絵本。
ツꀀ
『ゆかいなわんころタウン』 大島 妙子(文・絵) 小学館ツꀀ
1300 円 13/02発行(おひさまのほん)
→ここはわんころタウンのわんころ銀座商店街。夕方になると、八
百屋のおみっちゃんの歌謡ショーが始まります。おはなしの最後
に、写真で犬を紹介。
ツꀀ
『マルマくんかえるになる』 片山 令子(文)広瀬 ひかり(絵)
ブロンズ新社ツꀀ 1400 円 13/02発行
→マルマくんは、まだおたまじゃくしのおっぽがついたカエルの男
の子。同じおっぽのついた仲間とカエルになる練習をします。美
しい銅版画の絵本。画家は、本書が初の絵本。
ツꀀ
『ぼくはニコデム』 アニエス・ラロッシュ(文)ステファニー・オ
グソー(絵)野坂 悦子(訳) 光村教育図書ツꀀ 1300 円 13/02発行
→ニコデムが学校に行くとイポリートが門の前でビー玉をよこせと
待ち伏せしています。ニコデムは変身して強いスーパーニコにな
りたかったけれど、変身などできない。そしてある日…。
ツꀀ
『オオムラサキのムーくん』 タダ サトシ(文・絵) こぐま社ツꀀ
1200 円 13/03発行
→オオムラサキの幼虫ムーくんは、春が来て、目が覚めましたが、
お腹がぺこぺこ。葉っぱを探してはかじりますが、どれも美味し
くありません。やがて二匹のムシと会い…。
ツꀀ
『どろんこ!どろんこ!』 むらかみ やすなり(文・絵) 講談社ツꀀ
1200 円 13/02発行(講談社の創作絵本)
→あ、どこんこ!ぴょーん、あ、どろんこ!にゃー…。かえるやね
こ、犬、次々と動物たちがどこんこに飛びこんでいきます。
ツꀀ
=小学校低学年以上=
ツꀀ
『かげ』 新見 南吉(文)鈴木 靖将(絵) 新樹社ツꀀ 1200 円
13/02発行
→ある月夜の晩に、からすは自分の影を見つけます。からすは、影
が分からずに、森まで競争をします。いくら速く飛んでもどこま
でも追いついてくる影…。新見南吉の童話を絵本にしたもの。
ツꀀ
『ペトラ』 マリア・ニルソン・トーレ(文・絵)ヘレンハルメ
美穂(訳) クレヨンハウスツꀀ 1500 円 13/02発行
→ある日ぺトラが数えてみたら、1000個あるはずのブチの模様が1個
足りません。ブチは外に出たくてたまらなかったのです。そこでぺ
トラは窓を開け、ブチを外に出してやります…。
ツꀀ
=小学校中学年以上=
ツꀀ
『月の貝』 名木田 恵子(文)こみね ゆら(絵) 佼成出版ツꀀ
1300 円 13/02発行
→えなは、海が大嫌い。海はえなの家と大切な母さんを飲み込んでし
まったのです。そしてある日、えなは不思議なお兄ちゃんに会いま
す。
ツꀀ
=小学校高学年以上=
ツꀀ
『かあさんはどこ?』 クロード・K・デュボア(文・絵)落合 恵子
(訳) ブロンズ新社ツꀀ 1400 円 13/02発行
→突然の砲撃と爆弾。たどり着いた家はめちゃめちゃ。その子はひと
り。必死に逃げた。かあさんは、どこ? 戦火の中を1人で生きてい
くことになった男の子の物語。
ツꀀ
♪♪ フィクション ♪♪
ツꀀ
=小学校低学年以上=
ツꀀ
『こぎつねいちねんせい』 斉藤 洋(文)にき まゆ(絵)
あかね書房ツꀀ 1000 円 13/02発行
→こぎつねは、小学校に行きたくなり1年生に化けて、学校にもぐりこ
みます。1年生たちと一緒に楽しく過ごしますが…。
ツꀀ
『め牛ママ・ムー』 ユィヤ・ヴィースランデル(文)スヴェン・ノー
ドクヴィスト(絵)山崎 陽子(訳) 福音館書店ツꀀ 1600 円
13/02発行(世界傑作絵本シリーズ)
→なんでもやってみたくて仕方がないママ・ムーと、それを阻止しよ
うとするカラスのクロくん。ブランコにのる話、おそうじをする話
など愉快な4話を収録。共著:トーマス・ヴィースランデル
ツꀀ
『ゴリラでたまご』 内田 麟太郎(文)日隈 みさき(絵)
WAVE出版ツꀀ 1100 円 13/03発行
→ライオンのおじさんが、坂道の下で大きなたまごを見つけます。何
のたまごと尋ねると「ゴリラ」と答えますが…。
ツꀀ
=小学校中学年以上=
ツꀀ
『ニルスが出会った物語6 巨人と勇士トール』 セルマ・ラーゲルレー
ヴ原作(文)平澤 朋子(絵)菱木 晃子(訳) 福音館書店ツꀀ
1400 円 13/02発行(世界傑作童話シリーズ)
→旅を続けるニルスは、エステルスンド郊外の展望台で、若者たちか
らこの地方にまつわる巨人と勇士の昔話を聞く。構成:菱木晃子
ツꀀ
『母ちゃんのもと』 福 明子(文)ふりや かよこ(絵)
そうえん社ツꀀ 950 円 13/02発行
→母ちゃんが死んでから2年。たけるは、小学5年生で、「主婦」もし
ている。そんなある日、不思議な男が現れて「母ちゃんのもと」と
いう粒をたけるに渡す。
ツꀀ
『ねこの郵便屋さん』 中村 翔子(文)たごもり のりこ(絵)
佼成出版ツꀀ 1300 円 13/02発行(いのちいきいきシリーズ)
→息子夫婦がニューヨークに転勤してしまい、寂しくなった老夫婦。
そんなある日、1匹のネコが迷いこみます。ミルクと名付けたネコ
は時々ふらりといなくなり、夫婦はネコの首に手紙をつけます。
ツꀀ
『パンプキン・ロード』 森島 いずみ(文)狩野 富貴子(絵)
学習研究社ツꀀ 1300 円 13/02発行
→小学6年の早紀は3月11日母を失う。地方公演先で津波に飲まれた
母。ひとりぼっちになった早紀は山梨の山麓に住む祖父の家を訪
ねる。第20回小川未明文学賞大賞受賞作。
ツꀀ
『ぽたぽた』 三木 卓(文)杉浦 範茂(絵) 理論社ツꀀ 1500 円
13/02発行(名作童話集)
→かげぼうしを置いてきぼりにしてしまったリュウくん。気が付い
て交番に行くと、ちゃんと保護されていましたが…。リュウくん
の目を通した世界を描いた連作童話集。83年筑摩書房刊の復刊。
ツꀀ
=小学校高学年以上=
ツꀀ
『ラビントットと空の魚 第二話 そなえあればうれしいな』 越智
典子(文)にしざか ひろみ(絵) 福音館書店ツꀀ 1200 円
13/02発行(福音館創作童話シリーズ)
→鰯とりのラビントットの家に、やっかいなお客がやってきました。
ツꀀ
『ロボット魔法部はじめます』 中松 まるは(文)わたなべ さちよ
(絵) あかね書房ツꀀ 1200 円 13/02発行
(スプラッシュ・ストーリーズ)
→ゲーム大好き少年の陽太郎と男勝り美空、天然少女さくらが、ロボ
ットと人間のダンス競技のコンテストに出場することになった。最
悪だった三人のコンビだったが…。
ツꀀ
『スターリンの鼻が落っこちた』 ユージン・イェルチン(文・絵)
若林 千鶴(訳) 岩波書店ツꀀ 1500 円 13/02発行
→サーシャは父さんのような立派な共産主義者になりたかった。だが、
ある日尊敬する父さんが秘密警察に捕まってしまい…。
ニューベリー賞オナーブック。
ツꀀ
『ピノキオの冒険 新装版』 コッローディ原作(文)ロベルト・イン
ノチェンティ(絵)金原 瑞人(訳) 西村書店ー新潟ーツꀀ 2800 円
13/02発行
→ゼペットじいさんが作った木の人形。ピノキオと名付けられた人形
は、完成するかしないかのうちに、いたずらを始めます…。
92年刊の新装版。
ツꀀ
『完訳 オズのリンキティンク』 ライマン・フランク・ボーム(文)
サカイ ノビー(絵)田中 亜希子(訳) 復刊ドットコムツꀀ
1900 円 13/01発行(オズの魔法使いシリーズ10)
ツꀀ
=中学以上=
ツꀀ
『現代語で読む生まれ出づる悩み』 有島 武郎(文)高木 敏光
(訳) 理論社ツꀀ 1200 円 13/02発行(現代語で読む名作シリーズ)
→有島武郎の名著、「小さき者へ」「生まれ出ずる悩み」を現代語
で紹介。
ツꀀ
『夢十夜』 夏目 漱石(文)金井田 英津子(絵) 長崎出版ツꀀ
2300 円 13/02発行
→こんな夢を見た。腕組みをして枕元に坐っていると、仰向に寝た
女が、静かな声でもう死にますと云う…。
99年パロル舎刊の復刊。
ツꀀ
♪♪ ノンフィクション ♪♪
ツꀀ
=小学校中学年以上=
ツꀀ
『犬のハナコのおいしゃさん』 今西 乃子(文)浜田 一男
(写真) WAVE出版ツꀀ 1300 円 13/03発行
(知ることって、たのしい!1)
→わたしは犬のハナコ。獣医のヒロシ先生と10年一緒に暮らしてい
ます。わたしがここに運ばれてきた時、わたしは交通事故で足を
怪我していました…。
ツꀀ
『タイタニック』 メアリー・ポープ・オズボーン(文)高畑 智子
(訳) メディアファクトリーツꀀ 700 円 13/02発行
(マジック・ツリーハウス探検ガイド)
→共著:ウィル・オズボーン
ツꀀ
『チャレンジ!びっくり!工作マジック』 庄司 タカヒト(文)
舵真 秀斗(絵) 岩崎書店ツꀀ 2800 円 13/02発行
(100円ショップでそろう かんたん工作マジック2)
→浮き上がる魔法のホウキ、ハンドパワーペットボトルなど、100円
ショップで手に入る材料で簡単にできるマジックを10紹介。
ツꀀ
『なまえのことばとくらしのことば』 五味 太郎(文・絵) 偕成社ツꀀ
2200 円 13/03発行
(言葉図鑑 にほんご・えいご・ポルトガルご・スペインご1)
→こんにちは、おやすみなさい、もしもしなどの「なまえのことば」
と「くらしのことば」を日本語、英語、ポルトガル語、スペイン
語で紹介。
ツꀀ
『うごきのことばとかざることば』 五味 太郎(文・絵) 偕成社ツꀀ
2200 円 13/03発行
(言葉図鑑 にほんご・えいご・ポルトガルご・スペインご2)
→へんないろ、めでたいはこ、ねばっこいカメレオンなど「うごき
のことば」と「かざることば」を日本語、英語、ポルトガル語、
スペイン語で紹介。
ツꀀ
=小学校高学年以上=
ツꀀ
『憲法ってどんなもの?』 峯村 良子(文) 偕成社ツꀀ 1800 円
13/03発行(きみが考える・世の中のしくみ2)
→日本国憲法の前文に込められた思い、憲法がどんな時代背景で作
られ、どんな考えでできているのかを1章ずつ、解説。自分と憲
法の繋がりがよく分かり、入門書としてもすぐれている。
ツꀀ
『海野和男 灯りに集まる昆虫たち』 海野 和男(文)海野 和男
(写真)誠文堂新光社ツꀀ 1500 円 13/02発行
→小諸のアトリエのベランダの灯りに集まる虫たち。季節ごとの虫
たちを観察し、写真で紹介。中南米やアフリカの明かりに集まる
虫たちも紹介。
ツꀀ
『韓国ってどんな国?』 孫 奈美(文) 汐文社ツꀀ 2300 円
13/02発行(アンニョンハセヨ!韓国文化1)
→韓国を知るシリーズ。本書では通貨、四季、産業、子どもたちの
様子、料理などを写真やイラストで分かりやすく解説。
ツꀀ
『ニュース年鑑2013』 池上 彰監修(文) ポプラ社ツꀀ 3500 円
13/02発行
→2012年のニュースを88ピックアップ。政治や経済問題からスポー
ツ、ノーベル賞関係のものまで取り上げる。巻頭特集は日本のエ
ネルギー問題。
ツꀀ
『スポーツ年鑑2013』 ポプラ社ツꀀ 3500 円 13/02発行
→2012年のスポーツトピックスを150本紹介。巻頭特集は、ロンドン
オリンピック。
ツꀀ
『みんなそろった じぶんの歯』 丸森 英史(文)
少年写真新聞社ツꀀ 1800 円 13/02発行
→歯の正しい磨き方を上の歯、下の歯のブロックごとに写真で丁寧
に説明。後半にはかむことの効果について解説。高学年向き。
『飛行機のしくみ』 白鳥 敬(文) 誠文堂新光社ツꀀ 2200 円
13/02発行(子供の科学・サイエンスブックス)
→大型ジェット機、プロペラ機、ヘリコプター、軍用機などいろい
ろな飛行機を写真で紹介し、飛行機はどうして飛ぶのか?パイロ
ットはどう操縦しているのか?など分かりやすく解説。
ツꀀ
『地震のはなしを聞きに行く 父はなぜ死んだのか』 須藤 文音
(文)下河原 幸恵(絵) 偕成社ツꀀ 1400 円 13/03発行
→大津波で父を亡くした著者が、父が死んだ理由を知るために地震
学、地震考古学、防災学の研究者を訪ねる。地震や防災の基礎を
情緒に流されず、しっかり分かりやすく説明する。
ツꀀ
=中学以上=
ツꀀ
『花の七十二候』 環境デザイン研究所編(文) 誠文堂新光社ツꀀ
1800 円 13/02発行
→一年間を5日毎に分けた七十二候。立春、雨水、啓蟄、春分、清
明、穀雨などの暦ごとに季節の花を美しい写真で紹介。花言葉や
花の名句も掲載。
ツꀀ
『ニュートンと万有引力』 大森 充香(訳) 丸善ツꀀ 2800 円
13/01発行(ジュニアサイエンス)
→アイザック・ニュートンの生涯と研究を様々なエピソードや挿絵、
写真とともに分かりやすく解説する。
ツꀀ
『田んぼの生き物図鑑 増補改訂新版』 内山 りゅう(文)内山
りゅう(写真) 山と渓谷社ツꀀ 3800 円 13/03発行
→田んぼに生きる生き物、爬虫類、両生類、魚類、昆虫類、甲殻類、
貝類、植物類、多種多様な生物をカラーの写真で紹介。本書では、
外来植物を80種類増やし、さらに植物以外でも新しい知見を加え
増補海底新版とした。
ツꀀ
『図解でよくわかる地下鉄のすべて』 JTBツꀀ 1600 円 13/03発行
(JTBの交通ムック)
→副都心線、東横線相互乗り入れのトピックスや普段見られない地
下の様子、ビュースポットなど東京、大阪、地方の地下鉄を紹介。
ツꀀ
『原子力災害からいのちを守る科学』 小谷 正博(文) 岩波書店ツꀀ
840 円 13/02発行(岩波ジュニア新書)
→「原子力」とは何か?放射線の体への影響などを中学レベルの科
学の知識で解き明かす。科学で身を守ること、科学がこれからで
きることを提言する。共著:小林秀明、山岸悦子、渡辺範夫
ツꀀ
『人を見捨てない国、スウェーデン』 三瓶 恵子(文) 岩波書店ツꀀ
820 円 13/02発行(岩波ジュニア新書)
→スウェーデンの社会の実態や福祉制度を何人かの若者たちの実
例から分かりやすく解き明かす。日本の目指すべきヒントが詰
まった本。
ツꀀ
『世界史年表・地図』 亀井 高隆編(文) 吉川弘文館ツꀀ 1400 円
13/04発行
→編:三上次男、林健太郎、堀米庸三/95年第1版刊の第19版。
ツꀀ
『日本史年表・地図』 児玉 幸多編(文) 吉川弘文館ツꀀ 1300 円
13/04発行
→95年第1版刊の第19版。
ツꀀ
『星の王子さまの天文ノート』 縣 秀彦監修(文) 河出書房新社ツꀀ
1500 円 13/02発行
→『星の王子さま』のお話を随所に織り込みながら、月の不思議、
惑星、流星、日食などをビジュアルに紹介した天文入門書。
ツꀀ
『船で働く人たち』 山下 久猛(文) ぺりかん社ツꀀ 1900 円
13/03発行(しごと場見学!)
→クルーズ船、貨物船、海上保安庁などの特殊船で働く人々をイ
ンタビューやそれぞれの一日の仕事内容で紹介。
ツꀀ
『賢治から、あなたへ 世界のすべてはつながっている』 ロジャ
ー・パルバース(文)森本 奈理(訳) 集英社インターナショルツꀀ
1700 円 13/02発行
→「雨ニモマケズ」「なめとこ山の熊」などの賢治の作品に込め
られたメッセージを読み解く。ここに存在していることの奇跡
を感じるに違いない。
♪♪ 昔話・伝記・詩 ♪♪
ツꀀ
=小学校高学年以上=
ツꀀ
『グリム童話集 新装版』 リディア・ポストマ(絵)ウィルヘル
ム 菊江(訳) 西村書店ー新潟ーツꀀ 1900 円 13/02発行
→「踊りぬいて、はきつぶされたくつ」「灰かぶり」「千色皮」
「ロバの王子」「アメフラシ」「ヘンゼルとグレーテル」など
14話収録。87年刊の新装版。
ツꀀ
=中学以上=
ツꀀ
『おかつ新三郎ふたり語り』 日本民話の会編(文) 悠書館ツꀀ
1800 円 13/02発行(新しい日本の語り3)
→北海道生まれの荒石かつえ、江戸前の海の近くで生まれ育った
望月新三郎。「おかつ新三郎」としてふたり語りの活動をして
いる2人の語りの記録。DVD付き。
ツꀀ
■ 今週の一冊 ■
今週まずは、ちょっと異色の本をご紹介。
『スターリンの鼻が落っこちた』です。
最近あまり翻訳紹介されることの少ないソ連の作家の作品です。
作者はソ連・レニングラード(現サンクトペテルブルク)で育ち、
83年に米国に移住し、現在はロサンゼルスを拠点とするロシア系
ユダヤ人画家として活躍しているそうです(著者略歴より)。
今の子どもには「ソ連」とか「スターリン」と言ってもわからな
いかもしれませんが、本書で描かれる恐怖は現存するもの、普遍
的(こういう言葉が適切か疑問に思います)でしょう。
同じような気持ちを抱いたことは、多かれ少なかれ誰にでもある
かもしれません。
インパクトのある挿絵も見どころになっています。
ニューベリー賞オナーブックである、というのも納得です。
硬派な本ですが、広く読んでほしいと思いました。(す)
ツꀀ 今週のもう1冊は、『地震のはなしを聞きに行く』です。
著者の須藤文音さんは、気仙沼市出身。3月11日の大津波で、
気仙沼港で船の整備士をしていたお父さんを亡くしました。
この本は、須藤さんが「父を亡くした理由に少しでも近づく
ために」地震学、地震考古学、防災学のそれぞれの研究者を
訪ね、地震が何故起きるのか?地震のこれまでの歴史、今後
地震にどう備えるのか?を3つの章立てでイラストと文章で
分かりやすくまとめたものです。
大震災から2年が経ち、様々な出版社から震災を振り返る本が
出ていますが、非常に情緒的だったり、美談としてまとめてい
るものも、少なからず出ています。
そうなるかな…と予想していたものの、まだ2年しか過ぎてい
ないのに、みんなで頑張ろうといった調子で「キレイに」ま
とめていいのか?!終わらせていいのか?!と、読みながら
思ってしまう(実は怒り心頭)こともあります。
そんな中で、この本は大震災の被災者でもあり、最愛の家族を
亡くした、いわば当事者でもある著者の須藤さんが情緒に流さ
れず、専門家から聞いた話を実に的確にまとめた素晴らしい本
だと思います。
学校図書館でも、震災関係の本を入れる機会がますます出てく
ると思いますが、選ばれる先生方はぜひ吟味して選んで欲しい
と切に願います。(キャッチコピーに騙され?!ずに!!)
そういった意味では、この本はぜひ学校にも入れていただきた
い本の一冊です! (く)