10月15日(日)に開かれる木村有子さんの講演会“チェコの子どもの本いま・むかし~チャペック兄弟から現代作家まで”の開催にあわせて、店内で木村有子さん翻訳の書籍を中心に、チェコの本ミニフェアを行っています。ヨゼフ・チャペックの『こいぬとこねこのおかしな話』(岩波書店/640円+税)や、カレル・チャペックの『長い長いお医者さんの話』、最近はクルテクの名前でよく知られる「もぐらくん」の絵本シリーズや、ヨゼフ・ラダの『きつねものがたり』など、チェコの作品は昔から翻訳出版されたものが多数あり、意外にも私たちになじみ深いことがわかります。どのような歴史をたどって今に至ったのか、子どもの頃海外にお住まいで社会主義時代のチェコも知る木村さんのお話を、ぜひ聞きにいらしてください。ただいま参加者募集中です!
ちなみにかわいいラッコの寝顔が表紙の『どうぶつたつがねむるとき』(偕成社/1600円+税)は、1984年生まれの若い画家の作品です。この本は2014年に「チェコの最も美しい本」に選ばれたそうで、温かく落ち着いた雰囲気の絵は見る人を穏やかな気持ちにさせてくれます。木村さんはこの作家さんとの交流についても、当日お話をしてくださるそうで~す。お楽しみに!
※申し込みはお電話で(03-3563-0730/10時~20時)