2012年12月16日~12月31日入荷分

■ 今週のおすすめ ■
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♪ 絵本 ♪ 6点
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『えんぎもん』風涛社
『このあかいえほんをひらいたら』講談社ツꀀ
『いいこでねんね』ポプラ社
『ねむりひめ』NHK出版
『びんぼうがみじゃ』教育画劇
『すきすきパパ』光村教育図書
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♪ フィクション ♪ 8点
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『じいちゃんの森 森おやじは生きている』PHP研究所
『ジャコのお菓子な学校』文研出版ツꀀ
『ふしぎな八つのおとぎばなし』冨山房ツꀀ
『ポニー・パレード』ほるぷ出版
『ランベルト男爵は二度生きる』一藝社
『東の海神 西の滄海 十二国記』新潮社
『猫町』長崎出版ツꀀ
『RDG4 レッドデータガール 世界遺産の少女』角川書店
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♪ ノンフィクション ♪ 24点
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『四季をみよう』新日本出版社
『キラキラ子どもブックガイド』玉川大学出版部
『グリズリー』ほるぷ出版
『火山のしくみ』大日本絵画
『ゾウの森とポテトチップス』そうえん社
『ドラえもんのびっくりクイズ もののはじまり』小学館
『慣用句ショウ』ハッピーオウル社
『まるごとキャベツ』絵本塾
『侍の歴史』ベースボールマガジン社ツꀀ
『TOTO』ほるぷ出版
『新版 折りびな』福音館書店
『名探偵コナン推理ファイル 農業と漁業の謎』小学館
『3万冊の本を救ったアリーヤさんの大作戦 図書館員の本当のお
 話』                  国書刊行会
『赤ちゃんとのふれあい授業』汐文社ツꀀ
『野生のゴリラと再会する』くもん出版ツꀀ
『もっと生きたい! 臓器移植でよみがえった命』岩崎書店
『電化製品』汐文社
『フラの花100 ハワイで出会う祈りの植物』平凡社
『ワシタカ・ハヤブサ識別図鑑』平凡社
『スズメの謎 身近な野鳥が減っている!?』誠文堂新光社
『両手を奪われても シェラレオネの少女マリアトゥ』汐文社
『137億年の物語 宇宙が始まってから今日までの全歴史』文藝春秋ツꀀ
『理系女子的生き方のススメ』岩波書店ツꀀ
『やらなきゃゼロ!』岩波書店
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♪ 昔話・伝記・詩 ♪ 4点
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『富士山うたごよみ』福音館書店
『新島八重』学習研究社
『リアさんって人、とっても愉快!』西村書店
『神谷美恵子 ハンセン病と歩んだ命の道程』くもん出版

■ 今週のおすすめ ■
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♪♪ 絵本 ♪♪
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=幼児以上=
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『えんぎもん』 青山 友美(文・絵) 風涛社ツꀀ 1500 円 
 12/12発行
 →おじいちゃんの家は「えんぎものやさん」。縁起のいいめでた
  い物を売ってるお店。お客さんは、店に来るとみんなニコニコ
  元気になります。ところが、ある日…。
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『このあかいえほんをひらいたら』 ジェシー・クラウスマイヤー
 (文)スージー・リー(絵)石津 ちひろ(訳) 講談社ツꀀ
 1600 円 13/01発行(講談社の翻訳絵本)
 →扉を開くと、赤い絵本の表紙。さらに開くと少し小さな緑の絵
  本、さらに開くとだいだい色の絵本…。開くごとに別の絵本に
  繋がるしかけ絵本。
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『いいこでねんね』 デヴィッド・エズラ・シュタイン(文・絵)
 さかい くにゆき(訳) ポプラ社ツꀀ 1300 円 12/12発行
 (ポプラせかいの絵本)
 →小さなにわとりの子どものピーヨのお休みの時間。パパが寝る
  前のお話をするけれど、ピーヨが先に結末を作って話してしま
  います。そこでパパが…。
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『ねむりひめ』 荒井 良二(文・絵) NHK出版ツꀀ 1600 円 
 12/12発行
 →荒井良二によるグリムの昔話の「ねむりひめ」。NHKの朝の
  連続ドラマのオープニングの絵に描き足して絵本にしたもの。
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『びんぼうがみじゃ』 苅田 澄子(文)西村 繁男(絵)
 教育画劇ツꀀ 1100 円 12/12発行
 →ぼくのうちは、お団子屋さん。ある日、ぼくのうちに貧乏神が
  やってきた。さあ、それから団子はかびるわ、お金はなくなる
  わ、大変なことに。ところが貧乏神さんをお風呂に入れて、ご
  飯を食べされたら…。
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『すきすきパパ』 イザベル・マルチンス(文)ベルナルド・カル
 ヴァーリョ(絵)宇野 和美(訳) 光村教育図書ツꀀ 1400 円 
 12/12発行
 →パパはいつだってぼくと遊んでくれる。パパひこうき、パパク
  レーン、パパおうまさん。パパだーいすき。
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♪♪ フィクション ♪♪
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=小学校中学年以上=
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『じいちゃんの森 森おやじは生きている』 小原 麻由美(文)
 黒井 健(絵) PHP研究所ツꀀ 1300 円 12/12発行
 →喘息がよくなるようにと、たいちが小3の春休み、家族でじいち
  ゃんの家のある田舎へ引越しました。じいちゃんに「森おやじ」
  と呼ばれる大木に連れて行ってもらうようになります。
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『ジャコのお菓子な学校』 ラッシェル・オスファテール(文)
 風川 恭子(絵)ダニエル遠藤 みのり(訳) 文研出版ツꀀ
 1400 円 12/12発行(文研じゅべにーる)
 →食べることが大好きなジャコは、学校の勉強が大嫌い。でも、
  ある日図書館で見つけたお菓子の作り方の本がきっかけで、読
  み書きも計算もできるようになった…。
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『ふしぎな八つのおとぎばなし』 ジョーン・エイキン(文)
 クェンティン・ブレイク(絵)こだま ともこ(訳) 冨山房ツꀀ
 1900 円 12/12発行
 →歌をうたう不思議なくつや森をさまようクマと結婚したい娘、
  宇宙でのサッカー試合…。不思議と謎とユーモアに溢れたおと
  ぎばなしが8つ入った短編集。
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『ポニー・パレード』 ルーシー・ダニエルズ(文)サカイ 
 ノビー(絵)千葉 茂樹(訳) ほるぷ出版ツꀀ 1300 円 12/12発行
 (こちら動物のお医者さん)
 →ポールは傷ついたポニーを引き取って、飼うことになりました。
  大変な世話もがんばっていました。マンディも応援していまし
  たが、事情を知らない子が傷ついたポニーを見て勘違いをして
  …。
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=中学以上=
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『ランベルト男爵は二度生きる』 ジャンニ・ロダーリ(文)原田 
 和夫(訳) 一藝社ツꀀ 1500 円 12/11発行
 →大金持ちの93歳のランベルト男爵。病気がちの男爵は執事とふた
  りで静かに暮していた。やがて男爵は6人を雇いいれ、屋根裏部
  屋で「ランベルト、ランベルト」と絶え間なく唱えさせる。す
  ると…。
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『東の海神 西の滄海 十二国記』 小野 不由美(文)山田 
 章博(絵) 新潮社ツꀀ 590 円 13/01発行(新潮文庫)
 →解説:養老孟司/94年講談社X文庫ホワイトハート刊、00年加筆
  修正のうえ講談社文庫刊。
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『猫町』 萩原 朔太郎(文)金井田 英津子(絵) 長崎出版ツꀀ
 2300 円 12/12発行
 →東京から北越の温泉に出かけた私は、ふとしたことから、不思議
  な足を踏みいれる。すると、そこに人間の姿をした猫の集団が…。
  幻想的な版画のさし絵で描く萩原朔太郎の作品。
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『RDG4 レッドデータガール 世界遺産の少女』 荻原 規子(文)
 角川書店ツꀀ 552 円 12/12発行(角川文庫)
 →11年刊の文庫化。
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♪♪ ノンフィクション ♪♪
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=小学校低学年以上=
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『四季をみよう』 海野 和男(文)海野 和男(写真)
 新日本出版社ツꀀ 2200 円 12/12発行
 (海野和男のみぢかなしぜんのふしぎ)
 →定点観察で、クルミの木のある畑、リンゴの木、水田の春夏秋
  冬の変化を写真で追う。自分の1年のオリジナルカレンダー作り
  や種類を調べるための昆虫の写真の撮り方も紹介。
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『キラキラ子どもブックガイド』 キラキラ読書クラブ編(文)
 小中 大地(絵) 玉川大学出版部ツꀀ 1600 円 12/12発行
 →360冊の小学生に読んで欲しい本を、60のテーマにわけて紹介。
  ロングセラーの本はもちろんのこと、最近出版された本も掲載。
  選者は長年、子どもの本を読み、手渡してきたベテラン達です。
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『グリズリー』 ジョエル・サルトル(文) ほるぷ出版ツꀀ 2200 円 
 12/12発行(ナショナルジオグラフィック 動物大せっきん)
 →アメリカ・ナショナルジオグラフィック協会の研究者やカメラ
  マンによる写真絵本シリーズ。本書では、アメリカイエロース
  トーン国立公園やアラスカに生息するグリズリーを迫力ある写
  真で紹介する。監修:小宮輝之
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=小学校中学年以上=
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『火山のしくみ』 フルール・スター(文)新藤 克己(訳)
 大日本絵画ツꀀ 2600 円 12/12発行
 →しかけをめくりながら火山の特徴や成り立ち、大きさなどを知
  るしかけ絵本。
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『ゾウの森とポテトチップス』 横塚 眞己人(文)横塚 眞己人
 (写真) そうえん社ツꀀ 1300 円 12/12発行(写真のえほん)
 →大自然の中で生きる動物たちを撮り続けている著者がボルネオ
  島のゾウたちに出会い、熱帯の島の環境破壊を知る。ポテトチ
  ップスとボルネオのゾウの繋がりを知る写真絵本。
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『ドラえもんのびっくりクイズ もののはじまり』 さいとう 
 はるお(まんが)(文) 小学館ツꀀ 850 円 12/12発行
 (ビッグコロタン)
 →日本最古の自動販売機、世界初の電話機、学校のはじまり、食
  べもののはじまりなど、身近な生活の中の様々なはじまりをド
  ラえもんの漫画とクイズで紹介する。
  キャラクター原案:藤子・F・不二雄
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『慣用句ショウ』 中川 ひろたか(文)村上 康成(絵)
 ハッピーオウル社ツꀀ 1400 円 12/12発行
 →「てんぐになる」「てしおにかける」…様々な慣用句をその意
  味と共に、イラストで紹介する。
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=小学校高学年以上=
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『まるごとキャベツ』 八田 尚子(文)野村 まり子(絵)
 絵本塾ツꀀ 1600 円 12/12発行(絵図解やさい応援団)
 →キャベツの歴史やそれにまつわるエピソード、日本への伝来、
  キャベツの今をイラストで分かりやすく紹介する。
  監修:大竹道茂
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『侍の歴史』 大石 学監修(文) ベースボールマガジン社ツꀀ
 2200 円 12/12発行(ビジュアル侍図鑑1)
 →日本の歴史の中で、長い時代「武士道」に則って、活躍した
  「侍」。侍を様々な角度で紹介するシリーズ。本書では、侍の
  誕生から消滅の歴史と時代ごとの役割を写真や絵で紹介。
ツꀀ
『TOTO』 こどもくらぶ(文) ほるぷ出版ツꀀ 2800 円 
 12/12発行(見学! 日本の大企業)
 →日本を代表する様々な大企業を紹介するシリーズ。本書では、
  TOTOを取り上げる。日本で初めて、水洗腰かけトイレやウ
  ォシュレットなど新製品を開発してきたTOTOの歴史を写真
  資料を中心に紹介。
ツꀀ
『新版 折りびな』 田中 サタ(文)真田 ふさえ(絵)
 福音館書店ツꀀ 2300 円 12/12発行
 →美しい内裏雛、三人官女、五人囃子の折り方を紹介。
  協力:三水比文/69年刊の新装版。まえがきは石井桃子氏。
  折り紙付き。
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『名探偵コナン推理ファイル 農業と漁業の謎』 太田 弘監修
 (文) 小学館ツꀀ 900 円 12/12発行(小学館学習まんがシリーズ)
 →コナンの漫画を楽しみながら、日本と世界の農業、漁業、林業
  の歴史と今を知る。カバー裏に「品目別生産量・漁獲量日本一
  MAP」掲載。
ツꀀ
『3万冊の本を救ったアリーヤさんの大作戦 図書館員の本当のお
 話』 マーク・アラン・スタマティー(文)徳永 里砂(訳)
 国書刊行会ツꀀ 1400 円 12/12発行
 →03年イラク戦争の際、バスラ図書館の蔵書を救った主任司書の
  アリーヤさんの話。歴史と文化を自らの手で守り抜いた彼女の
  行動力から学ぶことは多い。
ツꀀ
『赤ちゃんとのふれあい授業』 寺田 清美(文) 汐文社ツꀀ
 2200 円 12/12発行(赤ちゃんとふれあおう2)
 →少子化の現代、赤ちゃんと身近に触れ合う機会のない子どもた
  ちに、赤ちゃんについて知ってもらうためのシリーズ。本書で
  は、赤ちゃんとの触れ合い授業の様子を紹介しながら、赤ちゃ
  んとの接し方を学ぶ。
ツꀀ
『野生のゴリラと再会する』 山極 寿一(文) くもん出版ツꀀ
 1400 円 12/12発行
 →26年前、ルワンダの火山国立公園でゴリラのタイタスと出会い、
  共に2年間を過ごした著者が、ゴリラたちから学んだこと、そし
  て26年ぶりにタイタスと再会した出来事を伝える。
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『もっと生きたい! 臓器移植でよみがえった命』 池田 まき子
 (文) 岩崎書店ツꀀ 1300 円 12/12発行
 (ノンフィクション・生きるチカラ)
 →お母さんから腎臓の移植を受けた片岡亜美さん、ドイツで心臓
  移植を受けた田中美紗都さん。ふたりの闘病を追いながら、臓
  器移植について考える。
ツꀀ
『電化製品』 スタジオダンク(文) 汐文社ツꀀ 2300 円 12/12発行
 (身近なものの進化図鑑1)
 →生活の中にある様々なものの進化を写真で紹介するシリーズ。
  本書では、洗濯機、冷蔵庫、テレビ、掃除機、ゲーム機などの
  電化製品の移り変わりを写真で追う。
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=中学以上=
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『フラの花100 ハワイで出会う祈りの植物』 近藤 純夫(文)
 平凡社ツꀀ 1800 円 12/12発行
 →ハワイ諸島、フラの儀式にまつわる花を100種紹介。学名の他、
  ハワイ名やそれぞれの花のいわれ、ハワイでの役割などを紹介。
  ハワイの伝統文化も知ることができる植物ガイド。
ツꀀ
『ワシタカ・ハヤブサ識別図鑑』 真木 広造(文)真木 広造
 (写真)平凡社ツꀀ 2200 円 12/12発行
 →日本で見ることができるワシタカ類、ハヤブサ類35種を、オス
  とメス、成鳥と幼鳥で見分けるための図鑑。迫力ある写真が美
  しい。
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『スズメの謎 身近な野鳥が減っている!?』 三上 修(文)
 誠文堂新光社ツꀀ 1500 円 12/12発行
 →都市の鳥、中でもスズメの研究を本格的にしている著者が、ス
  ズメは日本に何羽いるか、少子化などについての結果をまとめ
  た。身近な自然に目を向けるきっかけに。コラムも充実。
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『両手を奪われても シェラレオネの少女マリアトゥ』 マリアト
 ゥ・カマラ(文)村上 利佳(訳) 汐文社ツꀀ 1600 円 12/12発行
 →激しい内戦の中、両手を切り落とされ難民となったシエラレオ
  ナの少女マリアトゥ。ユニセフ特別代表となった少女が、自ら
  の体験を語る。共著:スーザン・マクリーランド
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『137億年の物語 宇宙が始まってから今日までの全歴史』 
 クリストファー・ロイド(文)野中 香方子(訳) 文藝春秋ツꀀ
 2990 円 12/09発行
 →宇宙の誕生から現代までの137億年の歴史を42のテーマで、オー
  ルカラーの図版500点で紹介。
ツꀀ
『理系女子的生き方のススメ』 美馬 のゆり(文) 岩波書店ツꀀ
 840 円 12/12発行(岩波ジュニア新書<知の航海>シリーズ)
 →公立はこだて未来大学や日本未来科学館の設立に携わり、同大
  教授と副館長をしている著者が自らの研究生活を交えながら、
  若者たちに将来の選択のヒントや生きる希望を与える。
ツꀀ
『やらなきゃゼロ!』 鈴木 直道(文) 岩波書店ツꀀ 820 円 
 12/12発行(岩波ジュニア新書)
 →元東京都職員の著者が、無一文になって財政破綻した夕張市の
  市長選に立候補。めでたく市長になるも、問題山積だった。若
  さと行動力を武器に、町の再生に奮闘する姿が綴られる。
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♪♪ 昔話・伝記・詩 ♪♪
ツꀀ
=小学校低学年以上=
ツꀀ
『富士山うたごよみ』 俵 万智(文)U・G・サトー(絵)
 福音館書店ツꀀ 1300 円 12/12発行(日本傑作絵本シリーズ)
 →富士山の絵をモチーフに、俵万智が二十四節気の歌を詠む。
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=小学校中学年以上=
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『新島八重』 白石 まみ(文) 学習研究社ツꀀ 700 円 12/12発行
 →幕末の会津藩、戊辰戦争、新島襄との出会いと新しい人生…。
  幕末と明治の激動の時代を生きた新島八重の生涯を描く。
  監修:川口暁弘
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『リアさんって人、とっても愉快!』 エドワード・リア(文)
 ロバート・イングペン(絵)柳瀬 尚紀(訳) 西村書店ー新潟ーツꀀ
 1600 円 12/12発行
 →19世紀のロンドンの風景画家でもあり、ナンセンス詩人でもあ
  ったエドアード・リア。リアのナンセンス詩をロバート・イング
  ペンのさし絵で描く。
ツꀀ
=小学校高学年以上=
ツꀀ
『神谷美恵子 ハンセン病と歩んだ命の道程』 大谷 美和子(文)
 高山 ケンタ(絵) くもん出版ツꀀ 1400 円 12/12発行
 →大病を患いながらも命を永らえた神谷恵美子が出会ったのは、
  ハンセン病に病む人たちだった。「なんのために生きていくの
  か」と問い続けた彼女の一生を追う。大人の入門書としても最
  適。
ツꀀ
■ 今週の一冊 ■

 今週は『神谷美恵子 ハンセン病と歩んだ命の道程』です!
 神谷美恵子、その名を聞いたことはあるけれど、実際のところ著
 作に触れたこともなく(お恥ずかしい!)、なんとなくで今まで
 過ぎていました。そんな大人の方にも、ぜひおすすめです。

 彼女の人生を丁寧に追った文章は読みやすくて、しみじみ心に響
 いてきます。何度か死に目にあいながらも、己の意志を貫き通す
 強さを持った人だったのです。
 信念の人だと思いました。そして、やさしさに溢れた人だとも。

 「なぜ私たちでなくあなたが? あなたは代わって下さったのだ」
 この詩の一節が、強く心に残りました。

 近いうちにぜひとも、神谷美恵子さんの著作を読んでみたいと思
 います。     (す)